オケラをゲット(ヒヨコ)

孵化後3日目のヒヨコ。口にくわえているのは、大きなオケラである。そっと仲間から離れたところに移動して、5分ほどかけてやわらかくしてから、丸呑みした。

逃げ切る前の場面:オケラを見つけたヒヨコが、ひとりで食べようと、辺りを覗いつつ、こっそりとその場を離れようとしている。そのことに気づいた1羽が、追跡を開始。運動会が始まった。

お母さんは、エサを見つけると、口でくわえ、ヒヨコの前に落としてやり、コッコッコッコと鳴いて知らせる。♂も、自分の支配する♀に対して、同じことをする。大きな♂の砂袋が、小さな♀のそれよりかなり小さいのは、見つけたエサを♀に与えているからなのかもしれない。

前日、2日目のヒヨコ。まだ動きは鈍かった。7個抱かせていて、7羽かえったのだが、2羽は、この日の朝に死んでいた。それは、1日目に十分予想できたことだった。羽が乾くと、ヒヨコはもう自分の足で歩き始めるものだが、その2羽は、なぜか、立ち上がれなかったから。

成川自然農園の、雨上がりの大運動場。ヒヨコの先輩たちが緑餌をついばんでいる。ヒヨコたちの「生みの親」たちは、この中にいる。

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