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移動距離とアイデア量は比例するかも?

今チリにおります。
現在の私の守備範囲は南米全体でして、昨年一年で40回ほど飛行機に乗り、ブラジルの鉱山やら、農場やら、アルゼンチンの片田舎やらで、市場調査してきました。

こんな生活を続けているのも、「移動距離とアイデア量が比例する」という持論があるからです。
私は商品企画という仕事に10年以上取組んでおりますが、事務所でじっくりと練り上げてからの裏取り目的の市場調査で、自分の企画があっけなく崩れ去るという経験を何度も重ねて、この説に辿り着きました。

昭和の営業マンの「足で稼げ」的で古臭いんですが、現場に行くだけで分かることって結構ありますね。へぇ~、こんな人が使っているんだぁ~とか、こんな使われ方してるんだぁ~とか。
特に、自分の居住エリアから離れれば離れるほど、自分の想像と違う場面に出くわすことも増えるので、現場に行っちゃって、あふれ出たアイデア汁から組み立てた方が早いんですよね。
最初は恐る恐るでしたが、最近は気になるものがあると、結構アポなしで行っちゃいますね。

鉱山調査の時は中に入れるか分からない状態で、アマゾンの奥地まで行きましたし。現地に着くと、「おい、なんか日本人が来てるで~」ってみんな寄ってきて、半日ツアーしてくれましたし。

まぁ、現場に行ってもダメな時もあるので、まだ仮説にしておきます。