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「繊細さ」はギフト?強みとして活かすために大切なこと

こんにちは。
繊細な頑張り屋さんの
体と心を整える味方
成松由佳です。


先日、
4年前に書いたメモを
たまたま見返していたら

一つひとつの出来事に
 とても緊張してしまう…
 これはHSP?

と、書かれていました。


「HSP」や「繊細さん」
という言葉に興味はあり
自分もそうなのかな?
と思いながらも

受け入れられなかった時期が
長くありましたが、


その原因のひとつに
HSP向けの発信で
よくみられる

繊細さはギフト、才能

という言葉に
納得がいかなかったから。


私は、今
それで仕事が進まなくて
苦しんでるのに!

これがギフト?
いやいや、いらないって!!
こんなのない方がいいに決まってる
。。

と、思っておりました。



でも、HSPについて
改めて調べるようになり

HSPは、
「才能」「ギフト」
とまではいかないものの

弱みにも強みにもなり得る特性

であることがわかりました。



HSPとは、

環境感受性が非常に高い人」のことを表す言葉

出典:飯村周平「HSPの心理学 科学的根拠から理解する「繊細さ」と「生きづらさ」」
金子書房(2023)
※太字は筆者


つまり、
環境からの影響を受けやすいため、

ネガティブな環境から
ネガティブな影響を受け
精神的な健康度が下がりやすい

これが、
一般的にイメージされる
「HSP」像でしょう。


実際に、HSPの弱みとして

・疲れやすく、同じ環境で人と同じようにできない
・ささいな変化に気づきすぎるため、初めての場面での緊張が半端なく、新しい場面でなかなか慣れない
・不安になりやすく、落ち込みやすい

参考:串崎真志「繊細な心の科学―HSP入門―」
風間書房(2020)

といったことが挙げられています。



これだけ見たら、
「HSP=弱み」という感じがしますが
それだけではなく、

ポジティブな環境からは
ポジティブな影響を大きく受け取れる

これもまた、
HSPの特徴です。


例えば、

・ポジティブな映像を見る
・心理教育のプログラムを受ける

こういったポジティブな刺激によって
ポジティブな感情を大きく得やすい
ことも知られています。



また、
繊細な性質を
上手に活かすことができれば、

・相手の気持ちや希望を察する
・ひとりでコツコツ作業する
・発想が豊か
・クリエイティブ系の仕事
・基本的にとてもまじめ、仕事が丁寧
・危険を察知し乗り切る

参考:串崎真志「繊細な心の科学―HSP入門―」
風間書房(2020)

など、仕事につながる特性も
持っているとされています。



このことを知り、

繊細さは、単に
「辛い」「生きづらい」だけの
性質ではないことがわかりました。


つまりは、
「感受性」を
どう生かすか次第


強みとして活かしたければ、
自分にとって心地よく、
力を自然に発揮しやすいように

自分の周りの環境を整えていく

ことが大事。

と理解しました。


とはいっても、
職場や家庭などの環境を
いきなりガラッと変えるのは
難しいのですが、

ネガティブを受け取る量を減らし、
ポジティブを受け取る量を増やすために
自分で工夫できることはないか?

どんな環境だったら
自分が力を発揮できるかを
まず考えて、

そこに近づけるための
考え方や行動を
取り入れていく。


これを心がけることで、
少しずつ楽に動けるようになり

特別なことをしなくても
日々の幸せが増えた!

と感じています。





・繊細を強みに変えるための
 具体的な工夫や、イメージの持ち方

・「繊細さ」以外の
 自分ならではの強みの見つけ方


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お待ちしています。


本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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