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第10話 とにかく行動!まちづくり機構に提案してみる

行動で悩む時間を埋める

以前まちづくり機構に伺ったときの話

この田舎で起業!本当にできるの?プロジェクトを始めてすぐの頃、移住コーディネーターの並木さんのススメでまちづくり機構に訪れた。その時は、多古町で起業するときに活用できる補助金のことだったり、人脈を増やすためにまちづくり機構に会員として入会することなどを伺った。
この時、僕は明確に何の事業に取り組むかという部分について何も決まっていなかった。なぜなら、この田舎で起業!本当にできるの?プロジェクトは、自分がやりたいこと起点のプロジェクトではなく、多古町の方々が必要としていることを起点にして事業化していくことを目標に進行しているからだ。
だから、初めてまちづくり機構に伺ったときにはふわっとした事業案しか伝えることができなかった。

とにかく人を集めるきっかけを

僕は少し前に、多古ひとしごと図鑑という多古町に関わる人を紹介するYouTubeチャンネルを立ち上げた。このチャンネルは、たくさんの人をYouTubeで紹介しながらも、出演した人たちを集めてコミュニティを形成することを目的としていた。
このチャンネルの構想自体はとても良くできているものだと思っているが、どうしても僕には多古町での知り合いが少なすぎる。

アウトプットすることで自分の頭の中を整理

他人に話をすると自分の中の違和感が見つかる

自分が興味のあることややってみたいことがあるときに、これまではどうしても自分ひとりで考えているだけだった。しかしこの時、他人に話すことで自分の考えの中に調査が足りない部分や自分が本当に進みたい方向なのか、違和感を見つけることができることを知った。その違和感を掘り進めていくことによって、自分がやることに対する解像度を上げることができる。

求められていることを見つけられる

今までやってきた株式会社CASTでは、自分ができることを起点に事業化してきた。しかし今回の田舎で起業!本当にできるの?プロジェクトでは、求められているものを起点にして自分のやるべきことを見いだしていく。そうなると、自分がやることの解像度をよりクリアにしていくためにはたくさんの人の悩みや意見を聞く必要がある。まず自分が仮説を立てて、その仮説をたくさんの人にぶつけて解像度を上げていく。明確に実体化できそうなくらいになったら、いよいよ事業化していく。この流れを構築していけば、このプロジェクトは必ず成功するだろう。なんかわかったような気になって、面白くなってきた。
ただ自分ひとりで考えていても、何も進まない。たくさんの人と関わろう。

これからやるべきこと

たくさんの人と関わっていれば、なにかが起こるかもしれない。田舎で起業!本当にできるの?プロジェクトの期限まで、あと4ヶ月。のんびりしている暇はない。いまは、人脈だけではなく資金もない。とにかく動いて、何かを生み出さなければプロジェクトが失敗に終わってしまう。
一旦、ここまでの状況を一番最初に相談させていただいた移住コーディネーターの並木さんに報告してみようかな。

→第11話に続く

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