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九州一早い春の訪れをつげる、大分の春の風物詩『豊後水道河津桜』

1.概要 平成16年の台風被害からの復興を目指して、津久見市四浦地区の住民やボランティアが中心となって、半島の沿道に早咲き桜として知られる河津桜の植樹が始まりました。その後、市内企業からの寄付や、学校なども参加した植樹活動が続けられ、令和3年2月現在で約5千本が咲き誇る、九州でも屈指の桜の名所となりました。 2.河津桜の特徴河津桜は、もともと静岡県賀茂郡河津町で1955年に発見された桜で、大島桜と寒緋桜の自然交配で生まれたと考えられています(現在も河津町には原木が残っていま

    • 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財百選の島『保戸島』

      1.概要 保戸島は、四浦半島の突端、豊後水道に浮かぶ周囲約4キロメートル、面積約0.86平方キロメートルの小さな島です。最高峰は遠見山(とおみやま)で標高179メートルです。島の一部が日豊海岸国定公園に指定されており、島の漁村・漁民の歴史、文化、景観は『未来に残したい漁業漁村の歴史文化財百選』にも選定されています。 かつて、マグロ遠洋漁業の日本一の島として知られ、最盛期の昭和40年代前半には、人口約3千人、マグロ漁船は140隻を数えました。現在では、人口約600人、マグロ漁船

      • 津久見名物・丼の原点として知られるスタミナ料理『津久見ひゅうが丼』

        1.概要「ひゅうが」のルーツは不明ですが、琉球王国から伝わったといわれる大分名物「りゅうきゅう」と同様に、日向国から伝わったのが「ひゅうが」という説があります。このほかにも、マグロ漁船の上で風がひゅーひゅー吹くから、日振(ひぶり)が訛ったなどの説もあります。 「ひゅうが」は、一説には豊後水道を席巻した「伊予水軍」が伝えたと言われ、津久見ひゅうが丼のふるさと・津久見市保戸島でも「ひゅうが」という郷土料理があるほか、同じ豊後水道にある、愛媛県宇和島や日振島で「ひゅうが飯」として伝

        • 津久見市の場所と交通

          1.津久見の位置や面積(地勢)大分県津久見市(つくみし)は、南東部に位置し、四国と九州の間を流れる「豊後水道(ぶんごすいどう)」に面した海沿いのまちです。北は臼杵市(うすきし)、南は佐伯市(さいきし)に接しています。 東西に約28km、南北に約12km、面積は約80平方キロメートルで、大分県内では姫島(ひめしま)に次いで小さなまちです。 人が住んでいる離島として、保戸島(ほとじま)、地無垢島(じむくしま)があります。 2.地形と産業北の長目(ながめ)半島、南の四浦(

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