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トランポリンの効用

 私はこのごろ、仕事が終わって家に帰ると毎日トランポリンで跳ぶのを日課にしています。
 
 トランポリンを買おうと思ったのは、ネットの記事か何かで、「発達障害にはトランポリンが良い(うろ覚え)」という文章を読んだからです。
 内容としては、「跳ねる」という刺激を一定のタイミングで受けることができるトランポリンは、発達障害(ASDだったかADHDだったか忘れた)の精神安定に良いという記事を読んで、「なんかそれ分かる!」と思ったので自分もやってみようと思ってすぐにネットで購入しました。
 私はASDの診断を受けているのですが、なんとなく自分の精神安定に良さそうだという直感が働いたのでした。

 それ以来、仕事が終ってから50~100回くらい毎晩跳んでいます(回数を数えているわけではないので大体それくらいの数)。
 実際やってみて感じるのは、これは精神安定だけでなく肉体に対しても良いな、ということです。

 トランポリンを他の人がどのように跳んでいるのか分からないですが、私はなるべく脱力した状態で跳んでいます。具体的には肩や首の力を抜いて、脚の力もなるべく抜いた状態で跳んでいます。実際には、完全に力を抜いたら跳び上がる力が出ないので、多少膝などを使っているのだと思いますが、主観的には力を抜くことだけを行っています。
 すると、しばらく跳んでいるとだんだん身体の力みが取れてきます。私は身体の使い方に偏りがあり、特に左右差が酷く肩の高さも違うのですが、脱力しながらトランポリンを跳んでいるとその肩の力みも取れてきます。そして自然と肩の高さの左右差も緩やかになります(完全には無くならない)。
 また、トランポリンを跳ぶ衝撃というか刺激が全身に与えられるので、ある種マッサージされるような感覚があり、身体もほぐれてきます。跳び終わるとかなり身体がすっきりします。仕事で疲れて強張った身体に適度な刺激がある感じがしています。

 そして、当初の目的通り精神安定にもちょうどよいなと思います。
 トランポリンを跳んでいる時は脱力することだけを考えて身体に意識を集中させるからか、頭の中が静かになります。その間は心配事であるとか先々の不安を考えないで済んでいます。
 また、一定のリズムで単純な動作をし続けるということで心も鎮まってきます。

 というわけで、トランポリンは私にとって身体的にも精神的にも非常に有用な道具です。骨の強度は重力方向への荷重によって鍛えられるそうなので、もしかしたら骨密度も上がっているかもしれません。分かりませんが。

 部屋の広さや天井の高さによって全ての人がトランポリンを使える状況では無いと思いますが、トランポリンが使える方は使ってみると面白いと思います。
 特に子どもは飛んだり跳ねたりするのが大好きなので、小さいお子さんをお持ちの御家族や、私のように心に小さな子どもを飼っている人は(笑)、トランポリンはとても有用だと思います!


 本日は以上です。スキやコメントいただけると嬉しいです。
 最後まで読んでくださりありがとうございました!