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香辛料道楽 カレーリーフ編

スパイスカレーの本で存在は知っていたが、実物を見ることがなかった。
スーパーには当然ないし、KALDIならと思って探すも見つからず。そもそもどんなところで売っているのかもわからない。
長年の間、カレーリーフは私にとっては謎のスパイスだった。

そんなカレーリーフと先日遂に出会うことができた。
マスタードシードの回でも書いたミールスの本、正式名称は『作ろう!南インドの定食 ミールス』。この本でミールスの作り方を教授してくれる沼尻匡彦さんのお店が大森にあるというので、奥さんと食べに行ったのだが、なんとそこでカレーリーフ、それも生のものを販売していたのである。
沼尻さんによればカレーリーフは生と乾燥では全然違うというので、どうせなら生のものを手に入れたいと思っていたので、とてもありがたかった。
50gを購入したが、結構量があったので、現在冷凍庫で保管している。

香りであるが、ゴマのような香ばしさという印象を受けたが、ネットなどで調べると「カレーに柑橘を混ぜたようなスパイシーな香り」と評されることが多い。
和名が大葉月橘(オオバゲッキツ)というくらいだから、そういうものなのかもしれない。
とりあえずテンパリング(スパイスを油で炒め香りをたたせること)して豆腐にかけて食べてみたが、なかなかよかった。

カレーリーフの入手であるが、食品店のほかに、園芸店などで鉢植えを求めるという方法もあるようだ。
ネット通販などを見ると、チラホラ見かけられたので、常にフレッシュなものを確保するためにベランダで栽培するのも面白いかもしれない。
いや、いっそ実家の畑に植えてもらって大量生産する…まあ、それは妄想に止めておくか。


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