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相手に掛ける言葉とは

Ayaさん、今年最初の新月の夜、いかがお過ごしでしょうか?
昨年の大晦日には、落ち着く時間をそっと運んでくれるようなお手紙を、どうもありがとうございました。読み終えてから、「Seasons of Love / Rent」をじっくりと聴き、特に歌詞にジーンと胸が熱くなりました。


(前回いただいたお手紙はこちら)


「世界がすこしだけしんとした特別な空気をまとう期間」とは正に。年末年始=忙しない、というざっくりしたイメージで12月に突入していたのですが、時間を細かくとらえると、とても静かな時間がそこには存在しているんですよね。Ayaさんのことばからそんな気付きをもらい、その後を生きる自分に「次の年末年始は、この静けさに再び出会えることを楽しみにしておこうね」と約束しておきました。

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さて、「うつろい」というテーマについて、その背景にあったものを聞かせていただき、ありがとうございました。お互いに大きな変化を体験した2020年の後半というタイミングだったからこそ、生まれた、このタイトル(喫茶Utsurohi)だったのかもしれませんね!私も呼応したようなタイミングに嬉しくなりました。


例えば、コーチングも「大きな目標や未来を描いて、現実とのギャップを埋めていく」メソッドを主に使いながら、「どんな質問をするかが重要」だと解釈していた初期から、「今、心から湧き出てくるものと探索していく」スタイルに変化し、「質問だけではなく、非言語領域の変化や対話をしている2人の関係性」にも目を向けるようになりました。


そして、Ayaさんが書かれていた、このコーチングの捉え方の変化とその言語化がとても分かりやすく、興味深かったです!この変化の過程でどんな出来事があったのか、可能であれば、ぜひ深くお聞きしてみたいです。


最近突如、「相手に掛ける言葉を、私は持ちわせていないのではないか」という問いが沸き、ハッとすることがありました。自分の状態に対しては言葉を使うことに抵抗はないのですが、相手の状況を思い、相手に声を掛けたいときに、思いはあるのに、どう言葉にしたらいいのか迷い、言葉にならず、オウム返しをしてしまうことが増えているではないか、と思ったのです。これを何とかしたいと思い、NVC(非暴力コミュニケーション)の本を再読したりしたのですが、解決せず…。


「相手に言葉を掛ける」ということに関して、Ayaさんが心掛けておられることはありますか?また、コーチングのスタイルが変化する中で、このことについて捉え方の変容はありましたか?スタイルの変化の末、「相手との関係性」に着眼されるようになったという点が興味深く、このテーマについてAyaさんにお聞きしてみたくなりました。

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人の良いところを丁寧に見つけながら、そうでない部分も含めて、まるごと好きになる。そんな工藤さんのご友人とのつき合い方について描かれたエッセイからの一文なのですが、この言葉、そのまま自分自身にも向けたいなと思うのです。2021年、移ろいも弱さも含めて、自分自身や大切な人を「まるごと好きになる」1年にしていけたらと思っています。

最後になりましたが、Ayaさんの2021年のテーマ、こちらまで心がほっこりし、すごい包容力✨を感じました。お聞かせいただいた”First Peace Circle"の情動のお話もここに繋がってくるのかな?と想像しています。


ちなみに、私の今年のテーマは、「何も計画せずに行ってみよう!」です。昨年自分と向き合った時間を土台に、過去の自分や経験、記憶にとらわれず、今とこれからの自分にOPENに、コントロールしようとせずに、踊るように楽しんでいこうと思っています(詳細はInstagramに🖊)。それでは、今年も、うつろう日々の中にある尊い一瞬をAyaさんと分かち合えることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします!


今日の飲み物:コーヒー/グァテマラ
今日のBGM:「カナタ / baobab + haruka nakamura」