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普通の人に普通でないことを

㉜機械設計や情報系のシステム設計の委託事業を立ち上げて、半世紀近くがんばってきた。私の場合、人に恵まれたということはあるが、この期間に同業者や関わった方々が途中で事業を縮小したり、閉鎖したり、あるいは借金を残して自死した者もいた。本当に気の毒ではあるが、事業の厳しさを改めて思う。
時々優秀な人材が揃っていれば、事業も楽だろうなと思うことがあるが、果たしてそんな会社があるのだろうか、とも思う。仮に優秀な人材が揃っていれば事業は100%成功するというものでもない。
では、どうすれば事業は存続し続けることができるのであろうか。
一般的に言われていることだが、多少世間より待遇を良くし、働きやすい環境を整えれば良いのであろうか。私はそれだけとは思わない。事業の失敗は経営者の油断または慢心がほとんどであると思う。普通に経営して、多少利益が出れば、これで「良し」と満足してしまう。そうすると経営の改善を行うことを怠る。または、今の時代の動向がどうなっているかという勉強を怠る。権限移譲と言いながら、経営者が負うべき責任を他者に転嫁してしまう。
時流にあった事業であることは言うまでもないが、すべての従業員に「経営は自分事」と教育し、ドラッカーが言うように一歩でもたとえ半歩でも普通の人に普通でない行動を期待することが経営者の仕事である、と思う。

人を活かすための言葉(ドラッカー)より

一度は乗ってみたいかっこいい車/アバルト124スパイダースポーツ(マツダ)
ドライビングが体感できる同車はマツダのND型ロードスターをベースにしたモデル。6MTと6ATがラインアップしており、幅広いユーザーが楽しめる一台。社内は7インチタッチパネルディスプレイやフルオートエアコンを搭載。ヘッドレスト一体型のスポーツシートを標準装備。全長:4060㎜、全幅:1740㎜、全高:1240㎜、乗車定員:2名、最高出力125Kw(170PS) 、最大トルク250N・m

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