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サンタ村以外!ロヴァニエミ旅行でフィンランドの森に行く

フィンランドでも特にロヴァニエミで1年以上暮らしていた私がツアーとサンタクロース村以外におすすめするシリーズ。今回は「自然に触れる」。

ガイドブックにのっているようなものから、フィンランド人ならではの楽しみ方をまとめてみた。ロヴァニエミで2泊3日以上の滞在を予定されるかた向けの内容になっている。

自然に触れる

■ Kemi川のほとりでのんびりする

フィンランドは湖の国だが、ロヴァニエミは川の街だ。街は大きなケミ川(Kemijoki:けみよき)に沿って広がっている。ロヴァニエミは小さな街なので、市街地を歩いていたら簡単に川にたどりつく。
ランドマークの橋(Jätkänkynttiläsitla:木こりのトーチ橋)を眺めながら、夏にはアイスクリームを食べたり、冬は凍った川の上をスキーで行き来するひとを眺めたりできる。向こう岸にはビーチと公園もあるので、そこまで歩いてみてもいい散歩になるだろう。

中央のポール部分が夜になると赤く光って、トーチのよう。
夏にオープンする川沿いのアイススタンドはとても美味しいのでおすすめ。これは松の若葉味。

■ Arktikumの庭をお散歩する

「訪れる」編で紹介した博物館の裏庭は、30分程度の自然を感じるお散歩にぴったり。川がきれいに見えるスポットや、白樺が美しい小道などをサクッと歩いて回ることができる。

白樺の林が美しい。


■ Ounasvaara Winter Trailでミニハイキング

読み方はおうなすばーら。前述のランドマークの橋を渡ってすぐ北側からスタートするハイキングコース。階段も整備されていて、展望台まで登ることができる。

去年の10月中頃。本格的な冬の始まり。

焚き火の場所もあるので、フィンランド人のハイキングの定番、ソーセージ(Makkara:まっから)をもって、1時間〜1.5時間ほどのミニハイキングに挑戦してはいかが?

他の人と譲り合って、気配りあって火を使う。


■ Arctic Hiking Areaまで足を伸ばしてフィンランドの静けさを感じる

こちらは少し難易度が高めの場所。お天気がいい日が丸一日空いていたら、少し街から遠出してフィンランドの大自然に触れてみるのはいかがだろうか。

私が感じる、フィンランド人の三大愛するものは「サウナ」「自然(Luonto:るおんと)」「静けさ(Hiljaisuus:ひりやいすーす)」。これらのうち2つを確かに感じられる場所だ。

道も整備されていて子供も多く訪れるような初心者向けのコースだが、ハイキングはハイキングなのでしっかりと準備をしていくことをおすすめする。

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