練習をしなかった時間にも意味はある。
まだまだ雪深い。グラウンドで野球が出来るようになるには、まだ二ヶ月近くかかるだろう。
中学硬式野球チームに、ついに入団した小6次男だが、コロナ関係での活動休止もあり、体を動かさない期間が一ヶ月近くあったと思う。その間、彼は家でも自主練的なことはほとんどせずに過ごした。
妻からは「そろそろ何かしたら?」「ほら、シャドーピッチングとか、素振りとか、しなくていいの?」と声を掛けられるが、彼は動かなかった。
その間、彼は何をしていたか。
本を読み、本を読み、よく食べてよく眠った。そして、たまに高校生のお兄ちゃんに付き合って、腹筋などの筋トレ。
一緒に過ごしている私でも実感するほどに彼はぐんぐん大きくなっている。先日の身体測定では167cm。クラスでは一番の長身となった。それにしても、ここまで身体を動かさなかったことはなかったんじゃないだろうか。去年の今頃はヒジを痛めて休んだが、今回は健康な状態での休息。
そして、先週から、ついに動き出した次男。
投球練習の際に、息子は驚いたという。
「腕が軽い」
「すごく速い球が投げられた」
一ヶ月しっかり休養できたことは大きな効果として現れたようだ。
少年野球のときと違い、入団したチームではコーチがフォームを細かくチェックしてくれて、肩や肘に悪い投げ方はすぐに修正してくれるようだ。それを見て、聞いて、私は安心する。
春が待ち遠しい。
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