見出し画像

だからといって、それをしていいわけではない

 何か、悪いことをしているわけでもないのかもしれない。

 もしかしたら、誰にも迷惑をかけてはいないのかもしれない。

 それが楽だし、効率がよいから、そうしているのかもしれない。

 極力無駄を省いて、流れよく生きているだけなのかもしれない。

 そうした、かもしれない、で、実は嫌な思いをしている人も、いるかもしれない。

 なんてことを、考えてみるのもよいと思う。

 それが禁止されていないから、といって、それが罰せられないから、といって、

 だからといって、それをしていいわけではない。

 そんなことは、たくさんあると思う。

 車が避けないといけないから、といって、わざわざ飛び出すように歩行者が出てきたり、少しも避けようとしなかったり、そんな場面を見て ぞっ とする。

 パワハラ、なんていう言葉もよくあるけれど、だからといって、何でもかんでもがそうではないし、そもそも何かを言われてしまうようなことをしていいわけでもない。

 それは、あくまで、守る、という観点から生み出されたものだと思う。不当に被害を受けないように、生み出されたものだと。

 車が避けなきゃいけないんでしょ?
 それって、パワハラですよね?

 それを逆手にとって、悪用したり、逸脱するような行為をしていいわけではない。

 だからといって、そうしていいわけではない。

 だからこそ、私たちには何が求められているのか。

 与えられるだけではなく、それを踏まえて何を考えて行動するか。

 一方向的にならないように。

 与えられるなら、何を与えるか。

 それが、求められていることでは、ないのかしら。

いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。