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したたかさを磨け!【Deep Skill】読書感想

お疲れ様です。総務部総務課マモたろうです。
【Deep Skill ディープ・スキル 人と組織を巧みに動かす 深くてさりげない「21の技術」】の紹介です。

著者は「Deep Skill」について「はじめに」でこう述べています。

「人間心理」と「組織力学」に対する深い洞察力。
そして、洞察に基づいた的確な行動力。
この2つの能力を兼ね備え、人と組織を巧みに動かす「実行力」を身につけたときに、はじめて「仕事ができる人」という評価を勝ち取ることができるのだ、と。
これはビジネススクールで学べるような「理論」を超えた、「ヒューマン・スキル」とでも言うべきもの。「深い洞察」に基づいた「ヒューマン・スキル」であることから、私はこれを「Deep Skill(ディープ・スキル)」と名づけました。

【Deep Skill ディープ・スキル 人と組織を巧みに動かす 深くてさりげない「21の技術」】


「社内政治」にどういった印象をもっていますか?
権謀術数の世界?、大企業の話?、平社員には関係ない?
ネガティブなイメージではないでしょうか。

なぜか通らない良い提案、協力してくれない改革……。
多くが楽になるはずの提案なのに、顧客のためになる良いアイディアなのに、話のスジは通っているのに進まない……よくあることです。

良い提案をすれば、良いものを作れば、良い仕事をすれば、認められる。そうであるべきだ。

そんな時は一度肩の力をぬいて、社内政治の攻略法を本書で学んではいかがでしょうか。

政治とはなにか? 辞書を引用します。

政治
① 国を治めること。近代では、主権者が立法、司法、行政などの諸機関を通じて国家的統一を維持し、国民の共同生活を守ること。政事。まつりごと。
② 会社、労働組合、学校などの社会集団で、意見の相違や利害の対立などを調整することについてもいう。

精選版 日本国語大辞典

意見の相違や利害の対立などを調整すること
これは複数人が存在している組織として避けては通れないことです。

本書は「ずるさ」ではなく、「したたかさ」を磨け!とメッセージを出しています。「社内政治なんてうんざりだ」という方も、一読してみてはいかがでしょうか。

「したたかになる」多くのヒントがあります。

お読みいただきありがとうございます。

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