梨本宜久 ドラム教室in新潟 のブログ

ドラムを叩くのがとにかく好きで、叩き続けていたら25年以上が経ちました。 ドラムの楽し…

梨本宜久 ドラム教室in新潟 のブログ

ドラムを叩くのがとにかく好きで、叩き続けていたら25年以上が経ちました。 ドラムの楽しさを一人でも多くの人に伝えてずっと続けてもらえるように、という想いから講師業をスタート。 誇り高きドラマーの皆様の背中をそっと支え、応援します。 現在公式LINEで無料相談を受付中です。

最近の記事

重要なのは、楽器をやっている自分に誇りを持つこと。

楽器を楽しむ姿勢は様々ですし、色んな取り組み方があって然るべきです。 ストイックにやることで高い演奏力をつけて、思い通りに演奏することを目指すのも楽しいですが、 「すごく上手になりたいとかではなく、自分の好きな曲に合わせてドラムを叩くことができればそれで十分」くらいの軽い気持ちで楽器を楽しもうと考えても何も問題はありません。 僕の生徒さんにも、ストイックに練習している人もいれば、ライトに楽しんでいる人もいらっしゃいます。 共通しているのは、「ドラムが楽しい!」という思

    • 緊張することは悪いことなのか?

      緊張してしまって上手く演奏できない 緊張してしまって曲の入りでテンポを間違えた 緊張で曲の構成が飛んだ 緊張すると普段のような余裕がなくなり、 本来ならできることができなくなってしまったりするものです。 かといって「緊張しないようにしよう!!」と心がけたところで自分の心理がそうそう簡単にコントロールできるものでもないため、状況は好転しません。 では緊張しないためにはどうしたら良いか。 方法論としては色々ありますが、 その前にまず「緊張」に対する価値観・認識を変えてみ

      • 上達できている実感がない時こそ実は前進している。

        日々いろんな練習をしているのに、 なんだか上達している実感がわかない時ってありませんか? この停滞感ってツラいものがありますよね。 でも、ここでちゃんとめげずにいつも通りかそれ以上に練習し続けられるかどうかで、上昇のタイミングが変わってきます。 そもそも成長というのは曲線や直線ではなく、階段式です。 つまり、常に上達し続けられるのではなく、どこかで突然レベルアップするものなのです。 そしてこの階段。 よく考えると、上には上がらなくても前には進めるんです。 そして上昇

        • 理想のドラムセットを妄想すると、ひたすら楽しい。

          ドラマーは自分のドラムセットを持つことがなかなかできないパートです。 ギターやベースの人は、竿がなければ始まりませんから、まず自分の楽器を買うところからスタートします。 しかしドラムはそうはいきません。 ほとんどの人は家で叩けない。 置いておくことも容易でない。 持ち運ぶには車がいるし、搬入出の労力も大きい。 などなど、所持するだけでもハードルが高いですし、使おうとすると、他のパートよりも圧倒的にエネルギーが必要になります。 でも、というかだからこそというか、ドラマ

        重要なのは、楽器をやっている自分に誇りを持つこと。

          バンドで演奏するときは、周りの音を「聴く」のではなく「感じる」こと

          よく「バンドで合わせるときはメンバーの音を聴きましょう」と言われます。 でもこれ、本当に「聴いて」から反応していると、確実に自分の演奏が遅れます。 なので僕は「メンバーの音を感じましょう」が正しい言い方だと思っています。 バンド全員で曲を演奏している以上、メンバーも自分も楽曲中の同じ位置を演奏しています。 ドラムが1拍目のときにギターは3拍目、なんてことはありません。 メンバー全員で一緒に進行していかなければ曲が成立しませんから、他パートの音を聴きすぎてしまうと自分の

          バンドで演奏するときは、周りの音を「聴く」のではなく「感じる」こと

          音符だけ見て演奏してても、演奏者としてのレベルは上がらない。

          レッスンに通っていれば、「コレが課題です」と言われて提示されるフレーズがあるでしょう。 僕も生徒さんにコレを叩いてみましょう、と言って音符を書いてチャレンジしてもらうことはもちろんあります。 でも、音符だけ見て練習してできるようになったとしても、それは手足が動くようになっただけで、「音楽としての演奏」にはなっていないのです。 なぜなら、それは「音符という名の記号」と同じように手足が動くようになっただけだからです。 ではどうしたら音楽的な演奏になるのか。 それは、音楽

          音符だけ見て演奏してても、演奏者としてのレベルは上がらない。

          ドラムの講師として僕が重要視しているもの

          楽器の講師は、演奏力があることは前提です。 なぜなら 演奏力がある=いろんな練習や経験をしてきた=練習・経験をしてきた中で学んだことを伝えられる というのが成り立つからです。 ただ、いろんな経験があるからといって教えるのが上手いのかというと、そんなことはありません。 その経験を伝える力が必要ですし、 生徒さんへのアドバイスをするには適切なタイミングもあります。 アドバイスをしても「今あなたにはコレが必要です」な理由を理解してもらわないといけません。 教えたいことだけ教え

          ドラムの講師として僕が重要視しているもの

          脱力をすると上手くいくのは、楽器だけに限った話ではない。

          楽器の演奏をするにあたって、「脱力」はとても重要です。 力んでいると良い音が出ないし、手足も思うように動いてくれません。 最初はどうしても力むものですが、しっかり練習を重ねていれば、どのタイミングでどのくらいの力を入れてあげれば良いか、が感覚的に理解できていきます。 生徒さんにも脱力することの必要性を説いているのですが、 ある時、「そういえば、人生の中でも脱力しているタイミングが一番うまく行っていたな…」と思ったのです。 今思い返しても一番思い当たるのが販売の仕事をし

          脱力をすると上手くいくのは、楽器だけに限った話ではない。

          良い音を出すには、まず良い音を知ることから。

          どんなフレーズが演奏できるか、といった技術的なものもそうですが、「良い音を鳴らせるかどうか」も実力のうちです。 では、どうやったら良い音が鳴らせるのかというと、 「良い音をイメージすること」です。 そのイメージが確立されると、自分が鳴らす音も良くなります。 色んな人や楽器の音を聴いてみる。 良い音をイメージするにあたって、まず良い音とは何ぞやを分かっている必要があります。良い音が分かっていなければ、そもそもイメージができませんからね。 では良い音を知るためには何をし

          良い音を出すには、まず良い音を知ることから。

          屋外で練習すると、良い天気と練習を満喫できる。

          ここ数日、新潟は非常に天気が良い日が続いております。 新潟は雨や曇りの天気が多いですからね。晴れの日は他県と比べると貴重なのです。 なんならそこそこ曇っていても、太陽が見えれば晴れとして扱うくらいですから。(僕だけ?) さて、ドラムも含めて楽器は基本的に室内で嗜むもの。 晴れていようが雨風だろうが、天気に左右されずいつだって楽しめるのが良いところ。 なんですが、やっぱり晴れた日に籠もるのは勿体ないことこの上ない。 晴れていて、しかも暖かい休日を存分に満喫したいんで

          屋外で練習すると、良い天気と練習を満喫できる。

          自分に厳しいばかりでは良い結果は出せない

          みなさんは、自分に厳しいタイプですか?優しいタイプですか? 僕はどっちかというと厳しいタイプです。 例えばドラムでも、今まではできなかったフレーズができるようになっても素直に喜べません。 なぜなら 「これくらいできなきゃダメだ」 「自分が目指すのはもっと先なんだから、このくらいで喜んじゃダメだ」 「自分よりももっとできる人がいるんだから、もっと上達しないと」etc… と思ってしまうからです。 思っちゃうんですけどね、ちょっと前にこの思考パターンはヤメるようにしました。

          自分に厳しいばかりでは良い結果は出せない

          ダブルストロークのやり方は、二打目がヒットしたら引き上げる。

          ダブルストロークはドラムにおける基本的なスキルですが、なかなか苦戦する人が多いのも事実。 ただ、ダブルストロークができないからといって上手くなれないワケでも途中で行き詰まるワケでもないので、避けて通ってもドラムを続けることはできます。 ですが、身に付けるとスティックコントロール力が上がり、ドラムが楽に叩けるようになるなど、良い事だらけです。 習得までには結構時間がかかるものなので、根気よく続けていくしかありません。 とはいえ、ただやみくもに練習していては身につくものも身

          ダブルストロークのやり方は、二打目がヒットしたら引き上げる。

          たった一つのアドバイスで急に良くなった生徒さん。

          楽器店で教えている生徒さんの一人に、8分↔16分のチェンジアップ/ダウンがなかなかうまくいかない人がいました。 リズムパターンからのフィルの流れでやるとそこまで問題ないのに、パッド練習になると16分がどうしてもズレていって、左右逆転したり1拍多くなったりとなぜか不安定なのです。 今まで色々な言葉をかけてきましたが、あまり変わらないので思い切って 「もうちょっと速く叩いてみようか」と伝えたところ、突然キレイに叩けるようになったのです。 ともするとちょっと雑なアドバイスなの

          たった一つのアドバイスで急に良くなった生徒さん。

          どうしてもできないことは一旦脇に置いといてOK。

          ドラムにも色んなフレーズがありますが得意意不得意は人それぞれです。 あるものがスッとできたかと思えば、 あるものはどうも精度が上がらない、 なんてことは、誰にも至って普通に起こることです。 ここで大事なのが、 「どうやってもできないのなら、一旦脇に置いて別のことをやる」です。 もちろん、ちょっとやってみてダメだったから諦めるようでは何もできるようになりませんので問題外です。 「これ以上やりたくないな〜、もうシンドいな〜」というところまで来たら、そこからあと一歩だけ頑張

          どうしてもできないことは一旦脇に置いといてOK。

          曲の飛ばし聴きをやっていることに気がついた

          映画の10秒飛ばしとか、音楽のイントロ飛ばし・ギターソロ飛ばしなどが話題になり、「タイパ」なんて言葉が出てきました。 さすがに自分はそんなことやらないな、なんて思っていましたが、よくよく己の行動を振り返ってみますと、見事にやっていることに気が付きました。 ただ僕の場合は、「周りの話題についていくために作品に触れておきたいけど時間が惜しい」という、消費するための理由ではなくて、 「自分に刺さる良い曲がないかどうかを探すため」です。 その時に注目したアーティストの曲の中で、

          曲の飛ばし聴きをやっていることに気がついた

          曲の練習をしていると、作曲やっておけば良かったと思うことがある。

          何か曲を叩こうとしたとき、僕には2パターンあります。 一つは好き・叩きたいと思うバンドやアーティストの曲に合わせるパターン もう一つは自分のフィーリングを試すために思うがまま叩くパターン です。 前者はすでにドラムの演奏が入っているため、イメージも原曲に引っ張られるので、コピー色が強めになります。 もちろん自分のフィールで演奏する瞬間もありますが、基本は曲に沿って8~9割くらい忠実に合わせます。 好きな曲や試してみたいと思う曲をとにかく引っ張ってくればいいので、曲は選び

          曲の練習をしていると、作曲やっておけば良かったと思うことがある。