光線☆

俺は光線を捉えた。バブ。紐解く春日の不安なき一帯に、吉祥の紋羅の花言葉をあてがった。俺はと言えば、光線を弄び、光線を弄り、コンセントを翻弄する。「コンセント」は、「光線」と打とうとして打ち間違えて出てきた文字をそのまま採用した。この詩はそんなコンセ......

(もちろん、俺はここで「コンセント」と書いて、ナンセンスにオチを付けようとした。バブ。しかし、サジェスト(変換候補)の筆頭に現れた言葉「コンセプト」があまりに常識的で.......俺は目を奪われた。バブ。もし「コンセプト」を選んだらどうなる?簡単に意味が通ってしまうではないか!ならぬ。この詩は、そんなありきたりなことを言いに行きたくはないのだ。ここは人の通る道ではない。ここは、獣がーーそう、読者であるおまいさんのようなーーが世界を諦め世界を手放し世界を許すための過程なのだ。家庭でもある。うん。)

なんの話か忘れた。平原を闊歩する光線は、事案と遊覧の合間から、不問の詰問に耐えかねる俺をじっと見つめている。この接点、車輪と車構を繋ぐ「ズーフー平原」に迷い込んだ一頭の小鹿と共に、俺は取るに足らぬ文言集ばかりを頼みの綱に、宮殿の土台を形成する光線群に混じっていた。遊覧船。はちみつ。コングロマリット。

フフフ。俺は自分が何をしたいのかわからない。そう、そこのおまいさんと同じだ。光線だ。俺の作った光線は、ここで未来を辿るの断念し、行き過ぎた不摂生と浴場のバラッドの作りし竹林に、一条の「在りし日の無念」を解き放ったのだ。それが光せ……コンセ……

(オチ、どおしよおかしら?)

コン……

コ……


ーー俺はウルフだ。

(〜狼〜)



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