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人参は悪くない!

どうも! 成す塾、塾長のなすくんです。

今日のテーマは「人参は悪くない」というテーマでお話したいと思います。

あれです、野菜の話じゃないですよ。「馬の目の前に人参をぶら下げて〜」みたいなときの人参です。 この人参を効果的に活用してみてはいかがでしょう? という話です。

よく生徒から聞くのですが、「テストで〇点以下だったらスマホ没収される〜」みたいなことをやってる保護者の方が多いです。ダメというわけではないですが、効果が薄いと感じています。なぜ、効果が薄いのか。

それは自分に罰を与える(苦痛を与える)相手を人は敵とみなすからです。敵の言う事は聞きません。サッカーで相手チームの人が、「もっとパスを出しなよ〜」と言っていても聞きませんよね?
味方なら聞くと思います。

そして、味方か敵かを判断するのは子供です。子供が苦痛だと判断すれば敵だとみなされます。
保護者の方がいくら「これはあなたのために言ってるのよ!」と言っても聞いてくれません。

言うことを聞いて欲しければ、相手に快の感情を与えなければいけないのです。
褒めると言うのも1つの手段なんですが、脳科学的に、結果が出る前に褒めるとパフォーマンスが低下するという実験結果が出ています。
例えば

「あなたはできる子なのよ」
「きっと良い点が取れるわよ」

このような声掛けは逆効果だそうです。なぜなら、結果が出る前に報酬を与えると、頑張る理由がなくなるからです。

人間は何か欲求があると行動を起こします。
つまり欲求が無ければ行動を起こしません。
事前に報酬をもらうと、行動する理由がなくなってしまうのです。

だから、結果が出たときに報酬があるよ〜と事前に伝えておくのが有効なのです。

「頑張ったときに報酬をあげると、報酬がないと頑張らなくなる」という批判をよく目にします。
「外発的動機づけ」と言います。これは自発的に努力しなくなるから良くない、という人が多いです。ネットでもよく見ます。

僕はこういう意見に対して、心から疑問に思うことがあります。
なんでみんな自分に置き換えて考えないんだろう?

自分に置き換えて考えれば、一瞬でわかります。

給料がなくても働く人いますか?

いないですよね? 話は終わりです。 

すべての人は外発的動機づけで、行動しています。もちろん、仕事しながらもっと頑張りたいと思って、給料以上の力を発揮する人もいるでしょう。でも、それは後からです。最低限の仕事ができるようになったその先です。

学問も同じです。be動詞と一般動詞を覚えてない子が英語を自発的に勉強することはありません。

だから適切に報酬を設定してあげるのは大事かな〜と。というか、報酬がないのに頑張っているように見える子も、親の期待に応える(親に褒められる)とか、誰かの役に立ってる実感が湧く、とかのモチベーションが必ずある。

だから、目先の人参を与えてあげて、頑張らせるのはすごく大事だと思うんです。

さて、できるまで帰れない成す塾の人参はいったい何でしょうか?







それは、帰れること

実は成す塾の設計はめちゃくちゃ緻密なんです。

「できるまで帰れない」という適切なプレッシャーと、できたら帰れるというご褒美を同時に与える。世界で唯一の教育システム。

これが子供のヤル気をグングン引き出すんですね。そして、できるようになってしまえば、そこで初めて自発的に頑張るようになります。クラスで数学がめちゃくちゃできる子が数学嫌い! なんてことありました? 絶対ないんです。 できるようになれば好きになるんです。

できない子に対して、ご機嫌を取って、「やれば出きるよ〜」なんて、マジで逆効果。

だってやりたくないんだもん。

そんなことより、絶対にできるようになる環境に子供をおいて、できるようにしてしまえば、自発的に勉強するようになります。


ちなみに、夏期講習中は頑張っている生徒にはおやつを買ってあげてます。頑張ってない子にはおやつなし!

そしたら、先日、勉強したくないけど、おやつ欲しさに泣きながら英単語を覚えてる子がいます。その努力はちゃんと報われます。

報われるまで、そばで支え続けます。


最後までお読みいただきありがとうございました。

成す塾では2週間の無料体験授業やってます。保護者の方向けの無料教育相談もやってますので、ぜひご利用ください!

ではでは!


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