虎ノ門の鍼灸院|OFFICE TOSHIKI NASU

銀座線虎ノ門駅・日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩7分にある完全予約制の鍼灸院。 「よりよ…

虎ノ門の鍼灸院|OFFICE TOSHIKI NASU

銀座線虎ノ門駅・日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩7分にある完全予約制の鍼灸院。 「よりよく生きるため」「自分と向き合い生きることを養うため」、日常の喧騒から離れて心身をゆっくり調律しませんか?

最近の記事

OFFICE TOSHIKI NASU/白と黒に分ける意識について

こんにちは。 連休最終日です。 幼馴染が神戸から車で帰ってきていたので食事をしたのですが、食事を終えてから12時間かけて帰っていきました。 帰り際に缶コーヒーと水を渡したものの眠気さましのガムを渡さなかったことを後悔しています。 今朝、無事に家に着いたと連絡があったのですがようやく安心できました。 さて、本日も記事を紹介していきたいと思いますが。 いま私は易について勉強をしています。 学び始めたのは今から2年前。 麻布十番にある和方鍼灸鍼立関墨荘堂の関先生から大阪の蒼流庵先

    • OFFICE TOSHIKI NASU/一般化の誤謬について

      こんにちは GWもあと1日ですね。 私は仕事を入れているので、その合間に記事を書いています。 こうして毎日続けると慣れてくるものです。 窓を開けているとバスの音が聞こえてきますが、風や空気の感じが初夏へ移り変わっていることがわかります。 夏が始まりましたね。 さて、今日も前回の記事の続きから始めたいと思います。 最近、限られた方の記事やラジオから学ぶ機会が増えているのですが、その中でも山口周さんの投稿は発見が多いです。 今回は山口さんがポストしていた一般化の誤謬という言

      • OFFICE TOSHIKI NASU/何となくでは許されない社会の風潮

        こんにちは。 今日も天気が良いですね、気温は25℃ほど。 室内にいる分には過ごしやすいです。 さて、ここ最近続けて書いた曖昧さについて追記で紹介していきたいと思います。 今日は簡単に短く。 曖昧には幾つか種類があります。 INCOMPLETE:不完全性(知識不足で良くわからない) AMIGUITY:多義性(解釈が何通りもある) RANDOMNESS:確率論(未来のことでわからない) IMPRECISION:不正確さ(雑音や誤りが混在し正確ではない) FUZZINESS:

        • OFFICE TOSHIKI NASU/自分の言葉の呪いから解放される

          こんにちは。 みなさん、体調はいかがでしょうか。 ゴールデンウィーク後半ということで高速道路がすごいことになっていました。車内で冷房が効いていてもしっかりと水分補給しましょうね。 さて、今日は自分の言葉の呪いから解放されるという記事を書いていきたいと思います。 きっかけは山口周さんのラジオで取り上げられていた社会構成主義でした。 昨日、「あいまい」への理解からはじまるという記事では「ではなければならない」という自分の定義が自分を傷つけるという言葉を紹介しました。 きっ

        OFFICE TOSHIKI NASU/白と黒に分ける意識について

          OFFICE TOSHIKI NASU/「あいまい」への理解からはじまる

          こんにちは。 昨日は一日雨でしたね。 日中に治療院の更新手続きがあったのですが、その後に友人からの依頼でアクアラインを通って千葉まで行きました。 車内で今後について色々な話をしていたのですが、彼のお父さんの脳梗塞後のリハビリをオンラインで出来ないか?ということについて話をしていました。これが形になればご家族の役にたてると思うのですが。 さて、今日は前回は目にみえない体の変化を感じるという記事の続きを書きますね。 ちょうど2年前。 豊洲で鮪を扱う友人と虎ノ門の治療院について

          OFFICE TOSHIKI NASU/「あいまい」への理解からはじまる

          OFFICE TOSHIKI NASU/目にはみえない体の変化を感じる

          こんにちは。 今日は小雨降る朝です。 つつじにとっては恵になっているように感じます。 さて、みなさんは病気になったときにどのように考えるでしょうか? 「急になった」「いつのまにかなった」「気づかないうちになった」。 そう思いませんか? 実際のところは私たちは常に変動していて身体に備わっている恒常性というものが働いています。 それによって以下のようになっていることを始めにご理解ください。 病気 ⇦ ⇨ 半病状態 ⇦ ⇨ 半健状態  ⇦ ⇨ 健康状態  そしてこれらが病状へ進

          OFFICE TOSHIKI NASU/目にはみえない体の変化を感じる

          OFFICE TOSHIKI NASU/自分の身体を他人にゆだねる

          こんにちは。 今日は気温は22℃、太陽が雲に隠れていているので少し肌寒く感じます。 さて前回、身体に触れられるということの意味を考えるという記事を書きました。そこではマッサージの効果について紹介したのですが、今回は自分で身体をメンテナンスをせずに他者に任せてみましょうというお話です。 例えば、体調が悪い人が筋肉を鍛えても筋肉は疲労したり緊張したりします。結果として痛みや凝りの原因になることが多いのです。 疲れが残らない程度の適度な運動は循環を良くしたり、神経を活性化させま

          OFFICE TOSHIKI NASU/自分の身体を他人にゆだねる

          OFFICE TOSHIKI NASU/身体に触れるということの意味を考える

          少し時間が経っての投稿。 動画さ撮影をやってみたいと思いつつ敷居が高いので、写真とnoteを少しずつ残していこうと思います。 今回は【身体に触れることの意味を考える】ということについて。 マッサージの効果について質問を受ける機会が多いのですが、その効果はハーバード大学が動物実験をもとに以下のように発表しています。 具体的な作用もあるのですが、オキシトシン、セロトニン、ドーパミンが分泌に関する内容はまたの機会に。 そのようなことを理解せずともマッサージは本能的に心地よいも

          OFFICE TOSHIKI NASU/身体に触れるということの意味を考える

          OFFICE TOSHIKI NASU/手を当てるということ

          近くの病院に入院している女性。 身体の調子が悪いと息子さんから連絡がきた。 その方は八王子に住んでいる方で、2週間のリハビリを兼ねて来ているとのこと。 入院生活というものは穏やかなものでもあり、暇な時間を過ごすとなると心中穏やかではない。 それも住みなれた街から離れた場所となるとさぞかしイライラしただろう。来院時に色々と話をしたが、へん平足や側弯症の影響があるそうで、それにより全身がこわばってしまい体が痛いとのことだった。 時折見せる笑顔が印象的であったが、体の痛みを

          OFFICE TOSHIKI NASU/手を当てるということ

          OFFICE TOSHIKI NASU/湖で泳ぐ白鳥をみて思う

          湖で泳ぐ白鳥。 水面が揺れることなく優雅に泳いでいる。 けれど、水の中では必死に足をバタバタとかいていると恩師から聞いた事があります。 きっと世間の注目をあびるサッカー選手も野球選手も気づかれないように練習を繰り返していますよね。 急にこんなことを思い出したのには理由があります。 以前、恩師と同じ台湾にルーツにもつ渡辺直美さんが紹介されていました。 片言の日本語に悩んだ過去。 彼女の努力は画面越しには分かりません。 だから、そんな葛藤に気付けなかったのです。 その

          OFFICE TOSHIKI NASU/湖で泳ぐ白鳥をみて思う

          OFFICE TOSHIKI NASU/未来は過去の先、今の先にある

          この街には大きな神社があります。 大きなというか、高い場所にあるというか。 急勾配の石の階段を登って参拝しています。 出世と関係するそうなのですが、スーツ姿の人や商売をやっていそうな人が記念撮影をしています。 私は階段をのぼり参拝を終えて、noteでも書こうかと携帯電話を取り出しました。 直ぐ近くには記念撮影するカップル、これから勝負にでかけそうな会社員。 「この人たちは何の願い事があるのかな?」 自分もこの人も過去があって、今があって、未来に何かを願うのだろう。

          OFFICE TOSHIKI NASU/未来は過去の先、今の先にある

          OFFICE TOSHIKI NASU/「心に穴があいた」という言葉の意味。

          虎ノ門ヒルズの鍼灸院【OFFICE TOSHIKI NASU】に来院された方の話① 70代の女性。 ご主人の建設会社の事務を手伝っており、日中はスポーツジムで汗を流すようにしている。 熊本出身の方で明るく、きびきびと動く印象だ。 実家は熊本市内から少し離れた港町。 お母さんはご主人が亡くなってからずっと一人で暮らしており、北九州に住む弟夫婦、関東に上京してきている妹も1年に1度帰省する程度とのこと。 過疎化が進んだため近隣に住む人はおらず、商店なども無いため生活に支障が

          OFFICE TOSHIKI NASU/「心に穴があいた」という言葉の意味。

          OFFICE TOSHIKI NASU/臨床に「易」をつかう

          「易」による気づき2022年から易を勉強しています。 きっかけは麻布に鍼灸院を構える和方鍼灸 鍼立 関 墨荘堂の関先生でした。 以前から恩師に易の話を聞いていたこともあり、いつかは学んでみたいと思っていたのですが恩師から「易は易しいと書いているが難しい」と言われていたことから学ぶことを避けてきました。 しかし、患者さんを診ていると分からないことがあるのです。 それは病なのか病気なのかということ。 その曖昧なもの正体を話から判断したり、脉や腹、舌から読み解いたり、相を紐解

          OFFICE TOSHIKI NASU/臨床に「易」をつかう

          OFFICE TOSHIKI NASU/自然観を養う

          Xをチェックしていた時。 山口周さんがポストが気になった。 机の上での学習は役に立つが、生きていくことは複雑だ。 答えがないなかでどのように答えを導くか。 自然に身を置くと人間にできることと出来ないことを知る。 そして傲慢さに気がつく。 西洋医学にだけ重きをおくこと。 東洋医学にだけ重きをおくこと。 コロナ禍の社会で気づいた人も多いのではないだろうか。 この違和感に対して鼻が利くことは社会の変化にも、自分の体と心の変化にも通ずる。 自然に生きる。 自然観を養う。 そ

          OFFICE TOSHIKI NASU/自然観を養う

          OFFICE TOSHIKI NASU/身体を整える意味は何だろうか。

          身体を整えるということの意味私は幼少期から身体に静電気がたまりやすい性質です。 子供の頃は授業中に下敷きで頭を擦って髪の毛を逆立てていたのに、今では ドアノブに触れる前には必ず街路樹や植木を触るようにしています。 それでも乾燥機から衣服を取り出す際は手に電気が走ることが。 そのため今ではウールボールを乾燥機の中に入れて回すようにしており、さらに静電気除去キーホルダーを身に着け、あの恐怖に出会さないようにしています。 そもそもなぜ静電気は起こるのでしょうか? 調べたところ

          OFFICE TOSHIKI NASU/身体を整える意味は何だろうか。

          OFFICE TOSHIKI NASU/鍼灸師は頭の中で何を考えているか

          はじめに鍼灸師の仕事は何か。 想像できますか? 「ツボって所に鍼して灸をしてだよね?」 そんな声が聞こえてきそうですが。 実際には刺している、灸をしているだけではありません。 電話での声や話し方。 メールの内容。 来院されてからの動き。 そこからの目や動きをみて精神的な働きを読み取り、顔色、姿勢、呼吸をみています。さらに皮膚の色艶や肌理、出物をみて、言葉や匂いから情報を集めます。 それと同時に脈やお腹に触れ。 頭の中では、発病の仕組みを分析、施術方針の決定、個人差に

          OFFICE TOSHIKI NASU/鍼灸師は頭の中で何を考えているか