バビロン 大富豪の教え

約9ヶ月ぶりの投稿である。

この本は、普段家計簿をつけていない人に読んでもらいたい。なぜなら本書を読む事でお金に関する意識付けがなされるからだ。

東京のMARUZENでふと目に入った。本来このような書物は食傷ぎみであり、手に取る事はない。しかしながら、その時には、株をしていたこともあり、「心底お金が欲しい」と考えていたからだろう。本書では黄金に愛される七つ道具として下記が紹介される。

①収入の10分の1を貯金せよ

②欲望に優先順位をつけよ

③貯えた金に動かせよ

④危険や天敵から金を堅守せよ

⑤より良き所に住め

⑥今日から未来の生活に備えよ

⑦自分こそを最大の資本にせよ

一番重要な事、それは間違いなく①である。貯えなければ全てに意味がない。そういう意味で②も同じくらい重要である。本書に登場するバビロンの大富豪のアルカドは序盤で主人公に有意義な助言をしている。それは「お金持ちはお金を多く持っているものではない。お金の増やし方を知っているものだ。」と。まずは禁欲なのだ。何をしなくても我慢できるのか、今日の欲しい服を我慢できるのか、漫画を我慢するのか。収入の10の内、9しか使わなければ、必然的にお金は増えていく。それを続ける事こそ、お金持ちに繋がるのだ。真理はシンプルである。

冒頭述べたように、家計簿をつけていない人こそ読んでほしい。マネー本を読むくらいなら、自分が何にお金を使っているかを把握した方が100倍良い。


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