言わなければ分からないこと

こんにちは。夏秋です。

僕は、最近心がけるようにしていることがあります。

それは、「思ったことはできるだけ伝えること」です。


自分が思っていることは、自分以外の誰にも分かりません。

たとえば、相手と会話している中で、自分が疑問に思っていることを伝えないままにしておくと、相手との考えの違いから誤解が生じたり、話が噛み合わなくなったりしてしまいます。  また、会議や話し合いの中で、自分の意見が言えないままだと、モヤモヤとした気持ちが残ってしまったり、話し合いが滞ってしまったりしてしまいます。

だから、「思ったことはなるべく伝えた方がいいな」と考えるようになった今日この頃です。


さて、少し話が逸れますが、こう思うようになったきっかけになったのが、米津玄師さんの「LOSER」という曲の、このフレーズです。

愛されたいならそう言おうぜ                              思ってるだけじゃ伝わらないね

僕はこのフレーズを聴いて、「確かに自分が思っていることって、思っているだけじゃ伝わらないな」と考えるようになり、今では相手を傷つけない範囲で、思ったことをなるべく言葉にするように心がけています。このnoteもその一つで、自分で考えたことを言葉にする習慣をつける特訓の一つになっています。


ここで話を戻しますが、相手に伝えないと分からないことは、他にもたくさんあります。

カミングアウトもその一つです。


以前、「僕のカミングアウト」という記事で、「カミングアウトを必要としない社会になってほしい」という内容を書きました。

しかし、それは少し違うかもしれません。

なぜなら、カミングアウトをしなければ、自分が少数者であること、大多数の人とは少し違う人であるということを理解してもらえないからです。それを理解してもらわないと、多数派と同じように扱われてしまい、息苦しくなってしまうことがあります。

ですが、自分が少数者であることを人に伝えようとする時には、相当の勇気が必要です。もしかしたら、相手に自分を否定されてしまうかもしれない。そういった不安が、カミングアウトを難しくしてしまいます。

僕は、カミングアウトという行為が自然に行われ、その人の性的指向や性自認を否定する人がいないような社会になってほしいという意味で、「僕のカミングアウト」という記事を書きました。

そしてよく考えてみると、こうしたことを伝えるためには、「カミングアウトを必要としない社会」という言葉は少し語弊があるかもしれないなと思い、この記事を書きました。

カミングアウトは、これから先も必要とされるでしょう。ですが、カミングアウトが「勇気が必要なこと」ではなく、「自然にできること」になればいいなと考えています。

以上、夏秋でした。長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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