こんにちは。Californiaよりnatsualohaです。

先日、初めて娘の乳歯が抜けました！

乳歯は下前歯が最初に抜けることが多いそうですなんですが、娘も下の前歯が一番最初でした。思えば私自身も最初に歯が抜けた時、屋根の上に放り投げた思い出があるので下の歯が最初だったのかと今思い出しました。日本では下の歯が抜けたら屋根に投げ、上の歯が抜けたら床下に入れて強い歯が生えますように！という「おまじない」的なものがありますよね。

ところ変わってこちらはアメリカ。西洋では乳歯が抜けると「Tooth Fairy 」という”歯の妖精”がやってくるのだそうです。抜けた乳歯を枕の下に置いておくと、子供が寝ている間に歯の妖精やって来て、どうやら歯をコイン（やプレゼント）に交換してくれるというのです。。なんて素敵な言い伝えでしょうか。

すでに娘のクラスのお友達の殆どは歯が抜けていて、娘もこの日を首を長〜くして待っていました。学校で歯が抜けてしまった場合は「Toothネックレス」という歯型ケースのネックレスがもらえるそうで、そのネックレスをつけている子を今まで何人も見て来た娘。ネックレスがもらえるように家ではぐらぐらの歯を慎重に扱ってきたのですが。。。

残念！学校から帰宅した直後にお家でポロリと取れてしまいました。でも、もうネックレスへの思いはどこへやら、本人はついに今日Tooth Fairyがやって来るのだと興奮と緊張でそわそわしています。本当に信じて楽しみにしているんだな〜子供ってほんと可愛いなと微笑ましく思いながら私も一緒にお手伝い。すぐにお口と歯を洗ってから抜けた歯を用意していたケースに大事にしまいます。

娘曰く、歯はそのまま枕の下に置いても良いのだそうですが、小さすぎて妖精が見つけにくいから、みんな小さいピローに入れたり、ケースに入れて見つけやすくしてあげるのだそうです。そんなかわいい子供達の情報交換を以前からしていた娘はだいぶ前からケースを作って準備していました。石膏で型をとって、自分なりに絵の具でデザイン。なぜかマーメイド↓

お手紙と妖精のスティックお土産BOXもさらに作って大盤振る舞い。これを枕元に置けば準備万端！夜になり、早めにベットに入りますが妖精見たさになかなか眠れない様子です。

さて、数日前からそろそろ抜けると予測していた親側の私たち。私はTooth Fairyの絵本に書いてあるように歯とコインと交換してあげた方が実感わくんじゃないかな？と思っていたのですが、アメリカ人である夫からするとこのイベントは子供にとってスペシャルだから金額は＄20、更にプレゼントもあげたいとのこと。なんだかクリスマス並みのイベントになってしまいました。

というわけで、ようやく寝静まった頃に準備開始。まずは娘の作ったケースから乳歯をいただきコイン（25セントコイン）と交換します。そして、大きめの歯型のケースに妖精（パパ）からの＄20を入れて、一緒にプレゼントも窓際に。そして窓をちょっとだけ開けておく演出も。

（この大きい歯のケースにお金を入れておきました。これが暗闇で光る優れもので、明け方でも部屋の中で見つけやすいんです！さらに裏側にはTooth Fairyのマークが入っています）

翌朝、目覚めた娘。まずはすかざずケースの中を確認。

歯がない！コインが入っている！「ママ〜！！Tooth Fairyが来たーー！！！」と大喜び。妖精が来てくれた事実があまりにも嬉しくて、窓際のプレゼントの存在には全く気づかず、私がさりげなく誘導。そこからはもう「オーマイガー！」と信じられないと言った表情で目を丸くしながら大騒ぎで喜んでいました。

すでに出勤してしまいその姿を見逃したパパには、娘本人から後に一部終始を報告。目尻を下げてに嬉しそうに娘の話を聞くパパ。ちらりと私の方を見て『ほらね大成功だったでしょ』と私に向かって誇らしげに目で合図を送る夫。

「ねえパパ、2番目の歯の時は何がもらえるのかな？！もっともらえるのかな？。ねえ。パパ　3番目は？　4番目は？えー100ドル？わー＃＄％＆＊。。。」

その後、可愛い娘に質問責めにされタジタジなパパ。『ほらねコインにしとけば』笑。と目で夫に答える私。

さて、娘に甘〜い妖精パパは次はどうするのでしょうか？

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娘の乳歯が生えたとドキドキ喜んでいたのがつい先日だったように思えたのに、もう大人の歯が生えてくるほど成長してしまったとは。親としては、嬉しさと寂しさが入り混じる感情でもありますが、子供のピュアな心はとても微笑ましく、そして羨ましくもあり、そんな心に触れさせてもらえて感謝する日々です。私も遠い昔にきっと見ていたであろう子供の頃の無垢な世界を見てみたいな、なんて思います。

最後までお読みいだたきましてありがとうございました。

Mahalo!