見出し画像

2020 is just around the corner!

あっという間に年末となってしまいました!

皆様はいかがお過ごしでしょうか?我が家は、昨年、今年と2年連続引越しが続きましたので、今年の年末はのんびりまったりと娘と二人で過ごしております。(主人は繁忙期につき、休みなく働いております。感謝感謝)

先日のクリスマスの日は、まだまだサンタさんを信じている娘へのプレゼント作戦も大成功。親側の達成感と同時に子供のピュアな心に触れ、心洗われました。そしてその後の大そうじも心清めながら行い、アメリカでの2019年、残すはカウントダウンの花火くらいになりました。

アメリカは10月のハロウィン、11月のサンクスギビング、12月のクリスマスが終えると1年終了、お疲れ様〜!といった雰囲気でして、日本のように年が明けてからのお正月の「初詣」や「おせち料理」「箱根駅伝」などの恒例行事もないので(というか私が知らないだけなのだと思いますが)、少々物足りなく感じ、この時期はやっぱり日本を最大限懐かしむ時期でもあります。

***

さて、個人的には今年は気持ち的にとても浮き沈みあった1年だったりもしたのですが、一言で言うと「移動の年」でした。今回はざっくり風景写真で振り返ってみたいと思います。

2019年1月 前年5月末ハワイからコロラド山岳地帯へ引っ越して半年が経ち2019年の年明けは南国と真逆の雪景色の中よりスタート!マイナス20度も通常です(極寒!) 

画像4

1月下旬 隣町のスキーリゾート地Aspenで「XGAMES2019」を観戦してきました。興味があろうがなかろうが何事もプロのものを肌で感じるという経験はその気迫と美しさがぐんぐん伝わってくるものだなと改めて実感しました。

画像13

2月 Aspen周辺は標高2000m前後でとても乾燥しているため雪もサラサラのパウダースノー。その雪質の良さからアメリカでも人気のスキーリゾート地です。日本のニセコやカナダのウイスラーのような感じかもしれません。街並みはスイスのようで、夏は避暑地、冬は雪景色のリゾートで綿雪の華が所どころに咲いていました。

画像13

3月 雪どけ、動物達も活動開始。子鹿にキツネに野生の熊も登場。娘もハワイでは見たことのない野生動物を見かけては興奮していました。

画像6

4月 中盤に入ると花が一気に開花、コロラド山岳地帯の昼間の空は真っ青に。それでも雪は度々降っていましたが、この鮮やかな自然のコントラストで一気に気持ちが軽くなりました。

画像3

5月下旬 引越しが決まり、最後こちらで一番好きだった場所「マルーンベルズ」へお礼参りへ 実際生で見ても3Dの映像にしか見えないような、そこに実在している本物の山なのか不思議な場所でした。違う世界にいるような、神々しい星を感じる場所でした。

画像3

6月 娘のとても楽しい思い出となったキンダーガーテンでの卒業式も終え、コロラド生活最終日はご近所の公園で催されたバルーンフェスティバルへ。アメリカの「森林火災撲滅活動」のPRキャラクターであるスモーキー ベア(SMOKEY THE BEAR)このクマさん気球は子供達に大人気!

画像6

そして、この日を最後にコロラドから車で横断2日間かけてカリフォルニアへ向かいました。だいたい1日8時間運転の計算です。ハワイ暮らしの長い主人はなんと人生初めてのロードトリップ!(なにせオアフ島は4時間くらいあれば島1周できちゃうので笑)安全運転でいざ出陣。

↓車窓からの写真。まずはコロラドからユタ州へ。奥には鉄道が走っています。自然が作り出したアーチで有名なArchers Canyon公園の看板が見えてきました。(残念ながら立ち寄る時間なく断念。涙)

画像8

↓そしてユタ州からネバタ州へ 家も無ければ店もない道が延々続きます。道中、破裂したタイヤが道に何個も落ちていました。見るたび怯えては無事を祈りながらさらに進みます。

画像8

↓ロードマップ上に寄ると、ここはおそらく場所的にグランドキャニオンの端くれの辺りだと思います。20年前、5歳下の妹をお供にグランドキャニオンに旅しに行きました。なぜグランドキャニオンを選んだのか思い出せないのですが、そんなグランドキャニオン姉妹二人旅を思い出させてくれた景色でした。

画像9

↓その後ラスベガスを通過し、ようやくカリフォルニア州へ越境です。カリフォルニアといっても海はまだ見えません。

画像10

残すはカリフォルニを優雅にドライブ!と浮かれていたのもつかの間、L.Aの渋滞は地獄も地獄で数十分で頭が痛くなりました。2時間後にようやく渋滞から抜け、まっしぐらにサンタバーバラ港町へ直行します。久しぶりの海と椰子の木の景色に興奮し気力がぐんぐんと戻ってきました。

画像11

ついに新天地に到着です!最初は浮かれて頭がお花畑でしたが、主人はすぐに仕事がスタート、ここから引っ越し作業や娘の入学、その他諸々の諸手続きなどなど私が担う事が盛りだくさん。この街のコミュニティーに慣れていくのに注力しあっという間の半年でした。(その後のカリフォルニアの生活については他のnoteにも記録していますのでよかったらのぞいてみてください)

***

と言うわけで、あっという間に過ぎ去ってしまった前半のコロラド生活と後半のカリフォルニア生活。実は年の前半はもう絶対コロラド住みたくない、無理無理無理無理〜!というくらい、ものすごい拒絶反応していた時期があり、愛着がなかなか湧きませんでした。でも「寒いし辛かった!」とばかり思っていたコロラド生活もこう見返してみると自然の雄大さの中で素晴らし経験をして幸せな事だったなと感謝の気持ちへと変わりました。実際、辛かったのはハワイを離れ、友と仕事とお客様と離れ、慣れた環境から離れた執着というか、そんな事が原因であり、寒さや環境のせいではありませんでした。。人のせい、周りのせいにする典型的な悪い思考パターンで生活し、不安や不満は全て自分が作り出していました。

それに引き換え娘といえばそんなことはなんのその、生まれ育ったハワイからコロラドへ引っ越しても、雪の中で本当に楽しそうに戯れ、広大な土地でしかできないようなアウトドアイベントなどに参加しては「The best day ever!!! (今日は今までで最高の日だった!)」と毎日のように叫んでいました。また大自然の環境下での学校教育は、勉強というよりも自然との付き合い方や遊び方を中心にしたものが殆どで、娘にとってはとても心が豊かになる学びばかりだったように思います。

毎年1年を振り返る時は、自分の頭の中でなんとなく今年はああだったな、こうだったなと思い返す事が多かったのですが、こうして写真を見ながら振り返るのも生の映像が蘇ってきて良いものだなと思いました。コロラドへの思いも感謝に変わり、今年最後に一つのネガティブな想いや執着が昇華できた気がしました。終わりよければ全て良し!ですね。

さて、来年はどんな年になりますでしょか?楽しみですね!みなさまどうぞ良いお年をお迎えくださいませ!

感謝を込めて‥

natsualoha

12.30.2019/USA






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?