ニンテンドーswitchで令和版桃太郎電鉄が発売されました。

ほぼ毎日ネット対戦をしているのですが、ツイッターでは、

『桃鉄のネット対戦してみたいけど、下手だから迷惑かけないかな』

といった書き込みをよく見かけます。

たしかに、ゲーム配信をされてる方の中には初心者が混じると明らかに不機嫌になる人もいるので、心配する気持ちも分かります。

桃鉄って『どうやったら勝ちか』が意外と分かりにくいです。

『お金が多い人が勝ち』はちょっと間違ってて、正しくは

『総資産が多い人が勝ち』です。

桃鉄上級者の人にも考えてみてほしいのですが、桃鉄の『総資産』の概念を初心者に説明するのってけっこう難しいと思うんですよ。

どうやったら勝ちなのかを知らないゲームって難しいじゃないですか。

なので、超分かりやすく説明します。

総資産は　

『持ち金』＋『買った物件の値段』＋『買った物件の収益額』

です。

これが最後の年の３月終了時に一番多い人が勝ちです。

初心者の方で、

『１億円の物件(収益率1%)を買うと、儲けが出るのに100年以上かかるから、買わないほうがいいのでは？』

と思う方がいると思います。

僕も２４年前に同じ疑問を持ちました。(桃鉄Happyの時)

ここで桃鉄の総資産について復習します。

総資産は　

『持ち金』＋『買った物件の値段』＋『買った物件の収益額』です。

例題を出します。

持ち金は１億円で、ももたろ社長は1億円(収益率1%)の物件を買わない。

夜叉姫社長は同じ物件を買うとします。どちらが勝つでしょうか。

１億円の物件(収益率1%)を買わない場合の総資産は、

『持ち金　１億円』＋『買った物件の値段　０円』＋『買った物件の収益額　０円』

なので、ももたろ社長の総資産は１億円です。

１億円の物件(収益率1%)を買った場合の総資産は、

『持ち金０円』＋『買った物件の値段　１億円』＋『買った物件の収益額　100万円(1億円の1%)』

なので、夜叉姫社長の総資産は1億100万円になります。

夜叉姫社長の総資産が100万円多いので、夜叉姫社長の勝ちです。

これが桃太郎電鉄の総資産です。

なので、基本的にお金がある限りは物件を買った方が総資産は増えます。(今作は収益率マイナスの物件はない)。

もちろん上手くなってくれば、あえて現金で持っていたほうがいい状況も多々あります。しかし、まずは桃鉄の一番大切なルール、『総資産が多い人が勝ち』が分かってもらえたかと思います。

今回はここまでです。

次回は『なぜ借金になるとよくないか』について解説予定です。

ではまた。