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【食レポ】銀座の燕三条イタリアンに行ってみた

みなさんお疲れ様です。
早寝しているのに早起きできない夏木です。

ベッドに入ってから2時間ぐらい寝付けないんですよね。
おかげで相変わらず寝起きが悪いです。
この2時間が全く無意味だなと思ったので、やっぱり深夜も活動しようかなと考え中。

さて先日、銀座でランチをしてきたので早速レポします。



燕三条イタリアンBit

新潟県の燕三条はモノづくりの町として知られています。
美しいだけでなく手に馴染むカトラリー。
そして新潟県産の食材をふんだんに使ったお料理と、オリジナルワインを楽しめる「燕三条産トラットリア」です。

実はこのお店、ワイン愛好家のるもわ脛さんもオススメしてまして。

前から行ってみたかったのです。
というわけで今回突撃してみました。



菜の花とキャベツのサラダ

写真撮り忘れましたが1杯目はスパークリングワインを注文。

「サラダ」と言われて出された前菜ですが、ソテーしたものを冷まして(冷やして?)提供されました。
具材はキャベツ・菜の花・ささみ(鶏ハムかも)・卵。

正直微妙です。
前菜としてはボリュームがありすぎる上、単調な味なので食べ飽きます。
すいません半分以上残しました。

菜の花を使いたいならシーフードと和えるとか、生ハムと合わせるとか、もしくは潔く辛子和えでも良いと思います。
前菜としてキャベツと炒めて出す理由が全く分かりません。



キャロットポタージュスープ

裏濾しした人参のとろりとしたスープ。
人参特有の土臭さを見事に消していて、甘みが引き立っています
人参が苦手な私でも食べられる美味しい逸品です。



シャブリ

2杯目はグラスワインの白を注文した所、スタッフの方から「お好みの味はありますか?」と訊かれました。
何種類か用意があるようなので「なるべく辛口で、シャブリに近いものを」とお願いすると「ちょうどシャブリがございます!」と。

銘柄を失念しましたがスッキリしていて引っ掛かりが無く、とても美味しかったです。
グラスの形も素敵。



黒トリュフ香るキノコクリームの生タリアテッレ

ゴルゴンゾーラの濃厚さが際立つ絶品。
トリュフが主張しすぎず、けれどもスッと鼻に抜けていく香りがたまりません。
モチモチした生パスタにクリーミーなソースがよく絡みます。

トリュフのパスタは香りを邪魔しないように味付けしなければならないので、シンプルながら結構難しい料理です。
こちらはチーズとトリュフのバランスが非常に良く、もう一度食べたいと強く思う一皿でした。



オリジナルワイン・シャルドネ

次が魚料理だったので、3杯目は料理に合わせてオススメされたオリジナルのシャルドネを注文。

私はワインの味の表現に乏しいので、詳しくはるもわさんの記事を参考にして頂くとして。
酸味も強くなく、とても飲みやすい1杯でした。



サクラマスのミ・キュイ

「ミ・キュイ」はフランス語で半生を意味する言葉で、主にサーモンなどの魚に火を通しすぎない調理法として使われます。
イタリアンなら「プレコット」じゃないか…?と思いながら口にしてみると。

もうそんな名前なんてどうでも良いレベルで最高に美味しい…!
こんなに柔らかいサクラマスを食べたのは初めてです。

私が口にしたまま固まっているのをシェフが不安げに見つめていたので、「サクラマスってこんなに柔らかくなるんですか?美味しいです!」と感動を伝えました。
「火入れをギリギリのところで止めています。喜んで頂けて良かったです!」と。

前菜が嘘のように尻上がりに美味しくなっていくコースです。



フランボワーズムースとアイスクリームのドルチェ

ムースがふわっふわで口の中に入れるとシュワッと溶けていきます。
春らしく苺を添えた盛り付けもオシャレ。
食後にコーヒーとお茶菓子を頂いてコース終了です。



総評

メインの料理が素晴らしく美味しかったからこそ、前菜が悔やまれます。
そこさえ揃えば料理は100点満点です。

ホールスタッフはひとりでしたがとても感じが良く、グラスの空き具合や次の料理へのタイミングなど、非常に目配りが利いていました。
ただ、ランチピーク時は若干回ってない感じがしたので、もうひとりホールに居たほうが良いかなと思います。

隣のテーブルとの間隔は狭め。
デートよりは友人との食事に向いているお店です。
カウンター席ならデートにも使えるかもしれません。

ランチコース+ワイン3杯でひとり¥7,000也。
決してお安くはないですが、価格に見合う美味しさの料理と行き届いたサービスを受けることができます。

次はディナーでも利用してみたいお店です。
ご馳走様でした。


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