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雨はわるくない

東京、梅雨いりしましたね。

雨って大人になってから結構いいじゃん~と思うようになったけど、子どものときとかどう考えても好きになれなかったです。
朝おきて外がどんよりしてたら、心もどんよりするしかない、みたいな・・・
今でも家で朝から電気つけるのってなんかいイヤ。夕方までは外の光で生活してたいわと思う。

保育学生だったとき、北欧のほうで広がって最近日本でも耳にするようになった「森のようちえん」について、授業でも何度かとりあげて学びました。
簡単にいうと、森そのものを園としてとらえて(一応校舎みたいなものがあるけど、あってないような感じ)、自然の中で遊び体験し学ぶ、という保育内容なんです。
もちろん専門的に学んだ保育士(イギリスとかもそうだけど、保育士の地位みたいなものが日本より断然高い)がついているので、安全にはかなり配慮されています。

そこでの取り組みがやっぱりすごくよくて、私も学びながら「そういう考え方っていいな」と思うことがありました。
たとえば、森のようちえんって、よっぽどのことがない限り、天気に関係なく森で過ごすんですね。
雨の日は「天気が悪いのではなくて、服装が悪い」んだそうです。
だから森のようちえんで過ごす子どもたちの服装って完璧に整えられています。

で、たしかに、雨っていいとか悪いとかじゃないよな・・・と思ったわけです。
そのときから、「天気が悪い」って表現を、あんまり使わなくなったかも。雨のこと悪者みたいに言うって、ちょっとヤじゃない?笑

そんなことを考えながら、今年の梅雨の幕開けです。
雨も楽しめたらいいよね。



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