父親のアップデートに神風が吹く。
時代劇のような昭和の固定観念を脱却し、
令和の父親になる為のアップデート作戦中!
ナツキのパパです。
ボクは今、自身のことはもちろん、世の中の「父親」が、もっと「時代にあった父親の役割」に適応する必要性、つまり父親のアップデートが必要だと考えています。
想いのきっかけは、WEEKLY OCHIAI。
一昨年、ハニー(妻)のお陰でソーシャル経済メディア「NewsPicks」と出会い、落合陽一さんがMCの番組「WEEKLY OCHIAI」を見るようになりました。
そして、花まる学習会の高濱正伸先生をゲストに迎えた11月7日放送の「父親をアップデート」を見て、ボクの中に「自分はもちろんだけど、今の日本は『父親』というものが全体的にアップデートされないとまずいよなぁ…」という想いが生まれました。
ボク個人の話をすると、子どもとの向き合い方に課題は多々あるけれども、家事に関してはきっと世間の「父親」の平均作業量と比較したらやっている方だろうと勝手に思っていて、それまでは然程自身に問題があるとは思っていなかったかも知れません。
でも、職場の同僚や親しい友人と家庭の話になったりすると、ボクが日頃やっている家事の量に驚かれたり、凄いなーなどと言われたりする一方で、「感心はするけど、改心しようとは思ってくれない」という反応に強く違和感や危機感のようなモノを感じていたんですよね。
最近でこそ、男性の育休なども話題になったりしますが、これだけワンオペ育児であったり核家族化による母親の負担の大きさが社会問題化してるのに、その当事者である意識が全くといっていい程ないんですよ。
だから、危機感というか、変わらないといけない、と想いが強く持っています。
母親アップデートコミュニティ(HUC)、誕生。
そんな中、年が明けての、2019年の1月23日。
同番組でまたも高濱先生をゲストにした「母親をアップデート」というテーマの放送がありました。
しかもこの放送回では、スタジオ内に全国から約50名の「母親」を観覧のゲストに迎えるという試みがなされ、幸運なことにボクのハニーも観覧に参加しました。
そしてこの番組観覧をきっかけに、世の中の「母親」を取り巻く常識や考え方を変えて行こうという「母親」達のコミュニティが誕生しました。
その名は、母親アップデートコミュニティ(通称: HUC )。
このHUCというコミュニティのことは、次の記すたった1つの神ルール、そしてコンセプトと一緒に、是非皆さまに知って頂きたいと思っています。
特に、世の中の母親の皆様と、そして「父親」の皆様にも。
HUCは今、物凄い熱量で活動の幅を広げながら、
先月の1月23日に、1周年を迎えました。
また、同日を 『母親アップデートの日』として提唱しており、
今後も、ますます活躍される事だと思っています。
もしも今、「母親」としての「理想像」や「固定観念」、「自己犠牲」や「自己否定」に悩んでいたり、その他にも何かに苦しまれている方がいらっしゃったら、是非、上記URLからHUCの活動をご覧になり、その考え方、生き方に触れていただく事をお勧めします。
きっと、明日以降の自分に前向きなパワーや希望が貰えるんじゃないかなと思います。
HUCさんの公式noteもあります。
地方ほどシガラミが強い「固定観念」の壁。
さて、そんなHUCの活動は、文字通り「母親をアップデート」することが主題というか大テーマですが、活動を見ていると、確実にその潮流は世の中を母親を変えるモノになると思ってます。
そんな中、ボクが懸念する「父親」の話ですが、冒頭でも書いたように、身近なところにいる「父親」って、めちゃめちゃレガシーなタイプが多いんですよ。
SNS等を見ていると、今は家事育児に積極的な夫、父親のアカウントや声も沢山見かけるようになっているし、一昔前に比べれば確実に増えていると思うのだけれども、いざオフラインを見回すと、気付ける機会の問題もあるのか、やっぱり少ない、圧倒的にリアルでは少ない気がします。
やっぱり、男社会的なとこは旧態然としていて、
しかも、田舎だと特にその傾向は強いんじゃないかと思います。
はっきり言葉にするのは憚れるけど、きっと頭がかたいんですよね。
そこで一旦話は飛ぶというか、HUCに戻るんですが、前述のHUCの活動って、世の中のまだまだ旧態然としたシガラミというか、戦後日本の偶像化された「理想の母親像」みたいなモノに縛られて苦しんでるような沢山の母親・ママさん達に対して、とても大きな勇気や希望、可能性や選択肢といった「気付き」を与えると思っています。
でも、ここで1つ思うのは、HUC誕生のきっかけになった番組観覧って、「夜10時からの生放送」だったんですよね。
何が言いたいかというと、あくまでも「比較的」の話ですが、番組の観覧に参加できたメンバーというのは、こういう機会に「参加できる」時点で、(パートナーの家事育児への不参加だったり、母親の社会的立場に対する不理解だったりといった参加条件の面で)ハードルがそこまで高くない環境の方達という傾向も、あるのかも知れないな、とは思います。
これは、おそらく地方に住んでいて「観覧できるものならしたかったよ!」と思っている母親の方も沢山いるでのは?と思っていて。
言い換えると、観覧に参加したいけど出来ない母親の層(抽選の問題はさておき)の話で、羨ましいと思うけど参加できないママ達、自分もそうなりたいと思ってるけど動けない母親・ママさん達も沢山いると思っていて、その方々にとっては、自分の事はもちろんだけど、「まずパートナーに先に変わって貰わないと、頭で分かってても自分を変えるのが物理的に難しい」という方、結果的に、母親の方も、地方にいくほど変われない方は多いんじゃないかな…と思う訳です。
地方の母親を変えるには、父親から?
HUCのメンバーである「母親」達の姿は、今はまだ余裕がない全国の「母親」達に対して、きっと沢山の希望を与えると思います。
「あなたも自分を大事にしていいんだよ」
「正解は1つじゃないよ」
「それは自分を犠牲にしてまで頑張らなくていいんだよ」
「母親のある『べき』姿なんてないんだよ」
100人いれば100通りの形があるから、あって良いから、見る人によって様々な色々な受け止め方があるし、正解も選択肢も様々なんだと、きっと希望になると思います。
ただ、そんな希望を目にした地方(に限りませんが)の母親・ママ達の中には、立地や機会の問題から、「それでも私には難しい」とか「パートナーを先に変えないと自分を変える機会に向き合えない」と感じる母親が沢山いると思っていて、もしもそうだとしたら、まずは地方の「父親」を変えないと難しいのかな?って思ったりもする訳ですね。
世の中の「母親」はきっと、HUCが変えてくれる、救ってくれると思う一方で、父親を変えるには、どうしたら良いのだろう?
特に頭が固い、習わし・慣例やらのシガラミが強い、ウルトラハードな頭の固さを持つ地方の父親を、どうやって変えれば良いのか?
男って、権威とか常識とかに弱いんですよね。
逆にいえば、上からのお達しだったり全体が一気に変わらないと、中々にに「現体制の変更を受け入れない」ような傾向がある。
権威や常識を変えないと・・ってそれ難し過ぎるよね。
・・・と、ボクは先日まで考えていました。
そんな折、ボクに希望をくれたのは、
1周年を迎えた、HUCの記念イベントでした。
HUCの1周年イベントには、誕生のきっかけになったNewsPicsの佐々木紀彦さんや、母親アップデートの回のゲスト、花まる学習会の高濱正伸先生が参加されていました。
高濱先生は、以前から常々「母親は外に繋がりを持つことが必要」と仰っていたのですが、同イベント内でこんな事をおっしゃっていました。
※直に聞いた訳ではなく、拾い聞きした情報の個人的解釈なので、もしも違ったらすみません。。
上でも書いたように、ボク自身、男は権威に弱いと認識していたので、この「常識が変われば、男も変わる」といったような言葉を聞いて(ないけど、受け止めて。笑)、ハッとしました。
母親がつながって、広がれば、常識が変わる。
常識が変われば、社会も変わる。
男も、変わる・・・。
HUCは、母親だけじゃなく、社会を変える。
HUCの活動は、入り口は「母親のアップデート」ですが、その活動は決して母親だけじゃなくて、「母親が変わるために必要な父親のアップデート」にも大きな意味を持つんだな、と感じました。
HUCの飛躍は、もっともっと母親に繋がりを生み、小さくても個々の沢山の母親のアップデートを生み、それが広がると、社会の常識が変わる。
社会の常識が変わることは、父親のアップデートにも繋がります。
これは「父親がアップデートされて初めて変われる母親」まで救いが届くことにもなりますしね。
ちょっと個人の立場としては、冒頭の話からすると「他力本願にも程がある」という結論で甚だ恥ずかしさも感じていますが、もっと大事な、声を大にして伝えたくなったんですよね。
自分もアップデートしなきゃならないし、他人にお願いしてる場合じゃないんだけど、とにかく、確信めいた予感。
これは、予言といってもいい。
だから、母親はもちろん、父親にも。
世の中の女性は元より男性にも、もっともっと、HUCの存在を教えたいなと思います。
これを読んだ方も、是非、HUCとは何ぞや?ということを知って欲しい。
そして共感してくれた男性がいたら、是非、ボクとも繋がって頂けたら嬉しいです。
※全国の父親の皆さん、
もう「母親」の常識は変わり始めています。
そして、社会の常識も変わってきています。
いよいよ父親も、古い常識を捨てる時です。
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。