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遺書No.930 百鬼夜行。

※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。

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2007.1.26
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百鬼夜行。

本当にそのまんまだな。
世間一般の人間にそのまま当てはめてしまっても、それほど違和感を感じない世の中になっちまった。
そう思うのは俺だけですかね?




こんばんわ、みーくんです。




昨日と一昨日に引き続き3連発になっちまうけど、ニュースを見て思う愚痴を今日も言わせてもらう。

てゆか実はこの3日間の愚痴は、全部初日(一昨日)に思った事なんだよね…。
つまり文句を言いたくなる内容のニュースが、たった1日だけでウンザリする程あるって事だ。

まぁそうそう文句ばっかり続けても面白く無いし、何より気分悪くなるだけで誰も嬉しくないからね、3日も続けちゃうけど今日で終わりにしよう。

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どの口がそう言う!


そういえば「あるある」の納豆問題の件で、関西テレビに対してNHKの原田豊彦放送総局長がこんなことを言っていた。

「報道機関としてあってならない事。テレビ全体の信頼に関わり憂慮している。」

・・・ハァ!?だ。

ハッキリ言って俺に言わせりゃ、
「どの口がそう言うのか!」と問いたいよね。

おまえら局内の不祥事問題を、
こっちはまだ忘れちゃいねえぞ、と。


勿論、原田さん個人は過去の不祥事に関わってないだろうとか、そんなのは全く関係ない。

それこそ「テレビ全体の信頼」を考えるならば、他局の不祥事に正義面でコメント残す前に言うべき事があるだろう。

「報道機関としてあってならない事。テレビ全体の信頼に関わり憂慮している。
 また過去の汚点も含め、決して他人事として受け止めてはならない。
 同業として真摯に受け止めた上で、視聴者の為にテレビ全体の信頼の回復に努めたいと思う。」

とかね、最低でもこのくらいは言って貰いたい所だ。

また、一つだけ加えると、
国民もどうかと思う時あるよね。

不祥事発覚に伴うニュースに一喜一憂じゃないけど、マスコミが言うほど驚く事か?

危機管理っていうか、
普段から妄信しすぎだろう。

不二家の問題なんかもそうだけど、そんなに意外か?
信頼を裏切られた!だとかさ。
本当にそんなに信頼してたの?
ていうか、もしそうなら逆にどうかと思うわ。

正直俺には意外でも何でもないし、ただ今回は運悪く(運良く)明るみになったってだけで、他の大手企業もそれなりに不正や怠慢、隠蔽がある事だろう。

別にそれは肯定する意味じゃないし、単に心構えの問題だ。

むしろ、こういった事が当然あると前提に捉えておいた上で、明るみに出た事を喜ぶべきじゃないか?

だって本当に焦っているのは、不二家でなく同業他社だと思うぞ?

こういう事件は連鎖するからな。

道連れを恐れて必死に改善に走る業者が出てくるだろう。
また当然ながら他人事と考えて相変わらず続ける業者もいるだろう。

そもそも不二家が問題になったから不二家の商品を買わないだとか、そんな行動に出る人が俺には理解できない。

むしろ今最も安全なのは、問題を指摘されてしまった不二家じゃないだろうか。

それこそ、生き死にが関わり必死に努力してる筈だ。
渦中にある業者こそ最も不正が少なく信頼出来ると思うのだが・・・。


そんな俺の考えの方がズレてるんだろうか…。


政財界に関しちゃ昔から揶揄される事ではあるが、むしろ今はもう世の中全体に関して言えるんじゃないか?

どうにかしようぜ、百鬼夜行。


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2023.9.15
毎日遺書を書き始めた当時930日目の投稿内容。
相変わらず、毎日のように何かへの怒りを覚えながら生きてたんだなぁ…


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。