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会社の上司にtwitterアカウントが特定されたボクのスタンスの話。

時代劇のような昭和の固定観念から脱却し、
令和の父親になるべくアップデート作戦中!


こんばんわ、ナツキのパパです。


twitterアカウントが特定された件

実は先日、ボクのtwitterアカウントが会社の上司に特定されまして、仕事終わりに「ちょっといいか?」と呼び出しを受けました(笑)

席に着くと、上司は過去に投稿したボクの幾つかのツイートをプリントアウトしてして、それを提示しながら「これは君か?」と確認するところから、話は始まりました。

先に触れておくと、会社名や上司や同僚の個人名について、ボクはtwitterに書いた事はもちろんないし、事実に基づかない誹謗中傷も、内部告発的な暴露も、守備義務に違反するよな漏洩も、名誉毀損にあたるよなネガティブキャンペーンはした事がないつもりです。

もちろん「会社」とか「上司」とかいう単語は使う事があったし、自身の環境や体験から感じた社会課題や心情の吐露をアウトプットした事は何度もあります。

ただそれらは、社会にありふれた1社会人として、1サラリーマンとして、あるいは1部下として、過去に起業経験のあるあるビジネスパーソンとして、おそらく世間一般にも似た構図や課題感を持つ人はいるであろうこと、共感されうるモノであろうこと、そんなディティール感で個人的な考え方、見方、気付き、そういったモノを自身の目的に沿って書いていたつもりでした。

※プリントアウトされていた問題のツイートはこちら。

※こちらもプリントアウトされてました。



上司からの指導内容


そして、ざっくり纏めるとですが、
上司からは下記のようなご指導を受けました。

1.ネットに悪口を書くのはやめろ。
2.君の二面性を見て大きく評価を下げた。

少しだけ分解して書きます。

1.ネットに悪口を書くのはやめろ

「これはうちの会社や俺に対する不満や悪口だよな?言いたい事があるなら直接いえ。
しかもネットのずっと残る場所に、会社のイメージが悪くなる事を書くのはいかがなものか」

2.裏表がある二面性を見て君の評価は大きく下がった

「こっちで書いてる多様性云々は、つい先日の話し合いで一定の理解を得て終えた話の事だよな?
あの言動の裏ではこんな事を思っていたのかと思って、裏切られた気分だ。
また、子育てしてないって何を知って決め付けてるのか不愉快でならない。
君の二面性を見た気がしてショックだった。」



いやいや納得できませんと説明


正直、ボクとしては反論したい事というか「ツッコミたい事」だらけだったので、その場でも出来るだけ丁寧に説明(反論)しました。

※この話し合いの中でボクが行った説明や反論については、呼び出し翌々日のtwitterでもひとまずアウトプットしました。

※上司も見る場所で敢えて通常運転ツイート。

また、呼び出しの翌日には、それでも言い足りなかった事、言語化が出来ていなかったことを、さらにテキストにして提出もしました。

※概ね、こんな内容を書いたテキストファイルです。


ボクは、黙って1人で抱えて我慢したり、
ネットに陰口を叩いて済ませる性格ではないからです。

なお、おそらく世間一般的には「少数派」に入るほど割とハッキリと物申してるのではないかと思います。

そこには、「この人には話を聞いてくれるだけの度量がある」という、ある種の信頼やリスペクトといった前提がないと難しい側面もあると思うので、これは上司の名誉の為にも補足しておきます。
(※理解してくれるかどうかは別の話です)

・・・とはいえ、そんなボクでも、上司にハッキリと物申すことは相応の勇気が要りますし、字面以上にストレスを感じながら、パワーを消費して伝えています。

ところが、これだけ吐き出しても、
なお、ほんのりとモヤモヤが残りました。



それでも残るモヤモヤ感


いやね、我ながら根に持ちすぎだろうと思わずにはいられないのですが、実際にそうなのだから仕方ありません(開き直り

そして、一連のtwitterでもボクの考えはあらかた書いてるんですが、職場の上司から個人垢ツイートの内容について呼び出された件については、

「感情に対しては理解できますが、指導内容に対しては納得も共感も出来ない&自分に問題点を感じません」


という事は一頻り説明しています。

ただ、ボクの説明(上司にとっては反論)を受けての話し合いの中での上司のリアクションは、最終的に次のようなものでした。

君のプライベートなtwitterの使い方にとやかく言う権利もないし、会社名などの名誉毀損にあたるよな内容もないのも言う通りだ。

君が言ってるのは正論で、確かにそうだしそれを言われたらぐうの音も出ない。

だが、それは理屈だ。

君のツイートを会社の人間が読んだ場合の感情は配慮すべきじゃないか。


君とは価値観が合わない。
言いたい事は分かったが私は共感できない。

こうしてポイントだけを並べると、それっぽいよにも見えるのですが、要するに、個人的なtwitterアカウントの固有名詞を含まない140字制限のツイートを拾って該当する特殊な読み手(同僚上司)の感情に配慮しろと言ってる訳で、しかもその理由が、会社のイメージが悪くなるし、読んだ人が傷付くからと言われても、「いやいや待て待て」と思ってしまうのも無理はないと思うのですが、ボクだけでしょうか?(汗)

そして、価値観が違うとか共感できないとか、そんな事は言われるまでもないし、ボクの方ではとっくに分かっていた事ですし、むしろそれ(価値観が違うこと)を前提にして日常を向き合っていく事の方が問題だと思いますという話を、再度、熱弁したのですが、深いところでの理解は得られなかった感じでした。

※上司がツイートを読んで自分の事だと感じた理由が、正に「多様性が大事だと思います」という話をしていた翌日に目にしたからなので、余計に熱弁したんですけどね。。

そして、やっぱりモヤモヤが残っている。

では何故にこんなにもモヤモヤするのか?
どうしたらこのモヤモヤは晴れるのか?

それで、昨夜シャワー浴びながら、モヤモヤが残っている原因というか自身の感情について、客観的というか構造的に分析してみた。

そしたら、おそらく結局のところスッキリしないのは次の2点について、本当に伝わっているのか確信が持てないからかな?と思いました。

❶ 忖度したくないが正真正銘のド直球の表現はやはり避けてしまったから。

❷ 個人の感情論を一般論のような体裁で話された事への不快感が未処理だから。

順に掘り下げて補完します。

❶ 忖度したくないが、正真正銘のド直球の表現はやはり避けてしまったから。

ボクは人為的な理不尽と不条理が(避け難いモノもあるけれど)とても嫌いな人間なので、相対的に日常生活でも可能な限り自分の言動に不公平さや忖度は避けているつもり。

だけど、そんなボクでも(というか、だからこそ)、目上の方やリスペクトする相手に対しては、必然的に知る限りの礼儀礼節や義理道義として筋を通したいし、感情的になる場面であっても流石に必要最低限の忖度ぐらいはします。

なので、身近な人である程に本当に使いたい「ド直球な表現」を避けている場合も多く、今回も、本当に言いたかった言葉(表現)を呑み込んで我慢してしまった点があった。


❷ 個人の感情論を一般論のような体裁で話された事への不快感が未処理だから。

初めから「これは俺の勝手な感情論だが」と割り切って言われたなら、ボク自身の場合にどう思うかはともかく、相手の感情を受け止めるのはやぶさかでなかったし、話はすぐに終わったと思います。

ただ、実際にはそうではなく、さも、ボク個人の資質や言動が社会人としてのマナーやモラル的に問題であるといった体裁、会社のコンプライアンスに関わったり、同僚上司への配慮といった点で問題があるというような体裁、つまり個人的な感情論ではなく論理的正当性に基づいて「諭す」ような形を取って話されたことが、おそらくとても不愉快に感じたんですよね。

もちろん指導に対する反論はしたものの、そもそものの伝え方、スタンスに対して感じたボク自身の不満が、説明では解消されずに残った(指摘内容への反論はしたけど指摘自体への不快感の主張はしていない)のが、残ったモヤモヤの原因なんだろう、と。



「理屈っぽい」部分も
ボクという人間のストレングス


不満・不快感について、
忖度したくない性格的な部分が反応して、
大人しく静まって消えてくれないんだよね。

仮に共感や賛同がし合えなくても仕方ない。
でも違いについては理解し合いたい。
だから、
考えや価値観が異なる部分は曖昧にせずに、
伝えたいと思うし、伝えて欲しいとも思う。

でも言語化する力や、要約する力、
伝える技術や聞く技術が未熟なので、
消化不良感が残ってしまう事が多くなる。

それはボクのストレングスに大きく関わる部分で、人生を振り返ってもずっとそうなんだ。

客観的に見て「異常に根に持つタイプ」だってのは分かってる。

他人から見て「損なタイプ」と言われるのも聞き飽きたし自分が一番分かってる。

話しするのも聞くのも「面倒臭いタイプ」なんてのも、言われなくても自分が一番思ってる。

でも、ダメなんだ。

その考えだと幸せになれないよとか、
ポジティブに考えろとか、
気にすんなとか、
そういう事じゃないんだ。

そう言われてそう出来たら、
今もきっと、こんな事を書いてないんだ(笑)

でもね、
そんな面倒臭い「理屈っぽい」自分が、
嫌いでもないんだよ。

面倒臭いなと感じながら、思いながら、
そんな自分を「悪くないな」とも思って
長いこと付き合ってきてんだよね。

そしてこういうことを、
ただ誰にも言わずに胸の中にしまってるだけだとパンクしそうになるから、こうして吐き出すのも大事なセルフメンテナンスの1つなんだよね。

だから、独り言みたいなモノなので、自分で他人の目に触れるとこに書いておきながら何なんだけど、正論でのお叱りは求めてなかったりする。


その代わりに、万が一にも、共感してくれたり、同じタイプだなんて声や、そんな人がいたなら、それはとてつもなく励みや慰めになる。

あ、でも正しいメンテナンスの仕方とか、その道の方からのご指導なら、それはそれで受け止めますのでコメントや個別にご連絡頂けたらと思います(笑)



こんな面倒くさいヤツですが、もし好意的に受け止めてくれたり、言葉を交わしたみたいとか、興味を持ってくれら方がいましたら、是非、twitterでも宜しくお願い致します。

過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。