見出し画像

安直な同質化について

これ、1年前のfacebookへの投稿ですが、

プロコースや組織開発で、
いろんな会社の方々と触れたりする中で
よく感じること。

 ↓

集団が、安直に同質化している姿

これによく遭遇する。

なんというか、
物事を色んな方向性や角度や立場から検証したりせず、
ある狭い解釈の中で、突き詰めて行っちゃう感じ。

短絡的と言うか…。

これが、
集団の中で起きるので、

「そうだよね!そうだよね!」と
皆んなで同調し合って、強化しあって、
疑う余地もなく、
その方向の範囲でのみ前提を積み重ねてしまう。

集団の外にいる人からすると、
なんで、そんな風に
思い込んで突き詰めて行っちゃったの??と、
不思議になる。

例えると、
小学生の女の子達(高学年)が
仲間内の集団で、あーだ!こーだ!言って、
「◯◯ちゃん、可哀想ぅ〜!」とか
「△△ちゃん、ズルぃ〜!」と、
同調して言ってる感じ。

で、この感じが、
大人になっても
そのまんま起きている様に私には見える。

同調圧力ってのも、
こうやって生まれるのかな。。。

ここのところ、私がよく話に出している
「いい子」が多いよね。という話とか、
人間がロボットに寄せてっちゃってるよね。という話も、
繋がる感覚なんだけど、

「 こういうことが、なぜ起きてるんだろうか??」

   ↑↑↑
 最近の夏子の探求テーマ!

おゆみとも毎朝のように
チェックインで話す。

これって、豊かさのせいなのだろうか?

本当に困った経験が少ない  というか、
渇望した経験が少ない  というか、、、
想定外をどうするかの経験が少ない  というか、、、
あがいた経験が少ないというか、、、

決められた(もしくは想定された)範囲の中で、
(受験なんかはいい例だけど、)
まるで人生をゲームのように、
既にある、想定されたフレームの中での
攻略や戦略を回すことに一生懸命な感じ。。。

まさにロボット。。。

親が子を育てる中でも、
この「ロボット化」は大いに起きている。

安直な同質性は怖いと思う。

ママさん達が、
同調圧力の中で動くのも、
希薄な関係性の中をサバイブする中で起きていること。

それと、、
子の目指すことにどれだけ「役立つか?」が
親の勤めでは無いと思う。

親も、子も、自分自身も、
役割や機能なんかじゃない。

残念ながら、大抵の場合、
「(目先の)役に立てるかどうか」を気にするのは、
自分の存在に対する保身でしかない。
これも希薄な関係性の中をサバイブする中で起きていることだ。

親は、子の(目先の)役に立てるかどうかよりも、
不測の事態 や 想定の範囲を超えた望まない状況 になった時こそ、
その子をどう支えられるか、
本人以上に器大きく、その事態を許容できるか、
それが親にしかできないこと、なんだと
私は思っている。

これからは、唯一無二の
その人にしかできない感覚が、
今以上に価値を持つ時代に入ると思う。

この力を、
想定の範囲の中で戦略的に生きてきた親達(世代)が、
どんな風に子に育んでいくのか??

ここにこそ、多様性とクリエイティビティが
重要になってくるんだと思っているんだな。

あ〜、ど真面目に考えちゃった。。。
私、いい子だなぁ〜〜〜笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?