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家庭と仕事の両立について

個人事業主になって、現職を業務委託契約にして半月。
完全に在宅勤務で制作を進めています。

結果、「切り替えてよかったなあ。」と思うことばかりです。

今日は何がよかったのかを綴っていきたいと思います。

よかったこと① 家事ができる


毎日出社していた時は掃除機をかけることもままならず、
だいたい2週間に1回のペースでかけていました。

散らばったおもちゃもそのまま。テーブルも食べこぼしでベタベタ。
ゴミ捨てもままならず、でもとにかく外に出なければ。
外ではちゃんとしなければという気持ちで必死でがんばっていました。

その結果、家のことはおざなりで、
「仕方ない。」と思いながらも、心の片隅では「嫌だなあ。」と感じでいました。

ですが今は、電車に乗っていた時間を掃除にあてられます!
就業前にテーブルを拭いてから仕事ができます!
仕事の合間のちょっとした時間にゴミ捨てに行けます!

その一つ一つがとても快適。
やはりまずは身の回りをキレイにできると
生活が豊かになるんだなあとしみじみ実感しております。

よかったこと② 子どもとのコミュニケーションが増えた


家族と一緒の空間にいるということは
それだけで何らかのコミュニケーションが生まれるので
とても大切なことだと感じています。

相手の様子がなんとなく分かって
なにげなくアイコンタクトして笑い合うといったことだけでも
コミュニケーションが発生しています。

そうした毎日のコミュニケーションが
子どもに安心感を与え、自信を育んでいくのではないかなと考えています。

仕事をがんばる女性の手記を読んでしばしば出てくるのが
「子どもに淋しい思いをさせてしまった。」という内容のもの。

私が読んだ手記でいうと、浜田敬子さんや冨永愛さんの著書があり、
お二人とも目の前の仕事やキャリアに集中して淋しい思いをさせてしまったのだそう。

浜田さんの世代はそういうキャリア形成しかなかったと仰っており、
後進の女性たちには多様な働き方ができるように手助けしたいと綴っていらっしゃいました。

冨永さんは息子さんが淋しい想いから「ぼくは生まれてこなければよかった…」と言ったことで、生活を子ども中心のものに変えたのだそう。

そういう描写を読むことでも、やっぱり一緒にいることって大切なんだなと。そしてただ一緒にいるんじゃなくて、きちんと目をかけてあげることが重要なんだと気付かせてくれます。

今までは仕事から帰ってきたら、頭の中はもう情報がパンパン。
寝てリセットするしかないという毎日でした。

でも今は、向き合う気力と体力が残っています。

しかも、保育園の行事に行くことも増えたし、熱を出したら私が病院へ連れて行くことも増えました。
(今まではキャリアをなんとかしたくて夫がほとんどやってくれてました。)

一番最初のnoteでも書きましたが、やっぱり家庭の運営も会社の経営と一緒。後回しせず同じ土俵に上げてタスク管理できると、いろいろと円滑に進むようになって、その結果、家族の笑顔が増えるんだなと実感しています。

よかったこと② 制作に集中できる


これは両立とはあまり関係がないかもしれませんが
大きなポイントなので記述しておきます。

私はもともと、周りの音や動きに敏感なタイプ。
でも制作はいろいろなことを決めて形にしていかなければいけません。

デザインだと、線の太さ細さ、色は濃いのか薄いのか、形は丸いのか四角いのか…などなど。
コーディングだと、コードは間違っていないか、直し忘れはないか、どう書けばイメージの通りになるか…などなど。

無数に確認することがあるんです。
だから静かな環境で思いっきり打ち込める現在の働き方がとても嬉しい。

もちろん人と会って話すのは嫌いなことではありません。
むしろ生きていくために必要なものだと思っています。

制作を良くするためのミーティングや進捗確認はなくてはならないもの。
でもそれ以外で、オープンスペースで仕事する必要があるのでしょうか?

もちろん、人がいる方が集中できる人はそうすれば良いと思いますが
安心できる静かな環境の方が集中できる人も多いはず。

これからも、できるだけそういった環境で働くことを選び取っていきたいと考えています。

まとめ


現在、いろいろな就業形態で仕事を探しているので
率直な気持ちを書くのは少し躊躇していたのですが
今は多様性に向かって模索中な時代。

3児のママであり、家庭と仕事を両立している私だからこそ書けることがあるのではないかと、思いきって書いてみました。

「子育て罰」なんて悲しい言葉もあり、こんな言葉をなくすためにも発信して行くことは大切なことだと思っています。

これからも家庭と仕事の両立について、気付いたことがあれば綴っていきたいと思います。

【参考文献・サイト】


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