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磨いていくスキル、恩送り

恩送りという考え方を大切にしています。
恩返し、ではなく、恩送り。

返すとそれで一旦おしまいのような感じですが(それが悪いわけじゃなく、それももちろん大事。)もう一つ、次に渡していくという感覚があってもいいんだろうなと、正確には恩返しと恩送りと使い分けているといってもいいのかもしれません。
基本スタンスは恩送り。

で、最近ハマっているポスクロで、これはまさに恩送り的な行為の象徴なのだと気づきました。ポスクロの詳細はこちら。

ポスクロは一方通行のやりとりなので、どんなに一生懸命書いてもその相手からは返事はもらえません。それで終了。代わりに、自分が書いたカードの数だけまた別の新たな人から一方通行でカードが届く。このライトな仕組み。

何が楽しいって、自分でボールを止めずにまさに次につなげている、この感覚です。その世界観に共感している人が全世界にいて、ポスクロという共通の記号でコミュニケーションしている、それがなんとも壮大で夢があるなと。

目に見えて、◯◯km遠いところにカードを書く、◯◯日かかってカードが届いた、と分かることで、ロマンが可視化されてよい。それがポスクロです。


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春は、出会いもあれば別れもあって、とにかく疲れるタフな季節。そのためにソメイヨシノが儚さを演出し、また来年と思わせてくるのかな。思わせてくれる。ではなく思わせてくる、です。一文字違うだけで全く意味が異なる不思議。

ありがとうの言葉を出会いや別れの際にセットでお伝えすることも多いけど、その恩をどうつなげていくかと考えると、出会ったこれからをもっといいものにしていける気がするし、別れも悲しいものではなく一旦の休止符や意味ある終え方にできる気がする。

当たり前と思ってしまうと感謝は生まれない、この感覚こそが有ることが難しいので、「ありがたい」なんだよなほんと。


感謝することも能力だとするならば。

恩送りの精神で、自分でボールを止めちゃわない。次の人に渡す感覚で。
たまに、これ意味あったのかな?と感じることもあるけど、その時は神様のポケットに溜まっていって、必要な時に必要な人へ神様がポケットの在庫から差し出してくれる、そういう風に決まっていると考えて。(シスターが話されている記事を以前読んで感銘を受けました)

能力と捉えれば、もっと磨いていけそうな気がする、そんな変化の多い春。2023年度が始まって半月がたちましたが、ペース配分をちょっと見直してみて、今ここに感謝して自分のスピードで進んでいこうと思います。



カバー画像は318sioさん。
銀行員の方がこれでもかというくらい深いお辞儀をして最初は笑ってしまいましたが、こんな気持ちで心からまさに送り出したい、私のありがとうの贈り物。

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