眠れない時ってこんなもん

どうしたって眠れない時がある。
眠るためにお酒を飲んでみたり、ホットミルクを飲んでみたり、周波数で眠れるみたいな音楽を流し続けてみたりする。
でも眠れない。
いろんな考えが頭の中で独り語りしだして、ぐるぐる回って眠れなくなってしまう。
目は眠いし、頭もぼんやりするし、身体だって重いし、ほんとは眠いはずなんだけども眠れない。
私は普段からPodcastでラジオを聴いているので、最終手段として「OVER THE SUN」や「毒舌アメリカンライフ」を流し始めたりする。
寝るために聴く時はタイマーで1時間後に再生停止するよう設定しているけれど、結局途中で止まって「あぁ、1時間起きてたなぁ」なんて思って眠れないことにうんざりしたりする。
今朝もそうだった。
キツイ。 
もしも夜中の3時とかだったら、あぁ夜更かししちゃったなって思える。
けど、寝れたのは9:00だ。
明け方でもなくちゃんと朝だった。
多くの大人や、学生達が活動をしている頃だ。
窓の外から聞こえてくる車とかバイクの音、通学しているか遊びに行くであろう子供達の声、そういうものが徐々に大きくなってくる。
朝7:00には朝食を済ませて小学校へ向かう準備をしていたあの頃の私はどこにいるんだろう。
そういうことを考えると、中学3年間不登校だった時のことを思い出す。
歯車が狂っていても焦りなどなく、ただずーっと好きなことをしていたあの頃。 
あれから何も変わらない同じ人間なのに、どうして今はこんなに焦るのだろう。
きっと、「もうすぐ大学が始まる」「バイトがある」「説明会がある」「面談や面接がある」
といった、昼を軸にした生活を送るために、昼夜逆転を直さなければならないという焦りがあるのだと思う。
でも、そう甘くはない。
夜中起きている生活が刻み込まれているから、健康的で豊かな生活なんぞそう簡単にできやしないのだ。

もしも私が縄文時代なんかに生きていたら、夜中の見回りなんかを任されていたのかもしれない。
夜中に奇襲を仕掛けるプロだったかもしれない。
私は生まれる時代を間違えたのでは?と思ったりもする。
ほら、こういう馬鹿馬鹿しい事を考えては眠れなくなる。
思考停止ボタンがあれば押してみたいものだ。
あるいは、睡眠ボタンがあれば押したい。
タイマーを設定する時のように、就寝時間と起床時間をスイッチ1つで選べたらどんなに幸せだろう。

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