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海外目線で日本を見て感じたこと

先日、2日間だけ日本滞在しました。普段はアメリカ社会にどっぷりと浸かっている日々なので3年ぶりの帰国は、とても新鮮に感じられました。一番感じたことは、ちょっとした心遣いに感動したことです。お店に行って、買い物した後の丁寧な対応とか。海外に住んでいると、やはりその国の短所や長所が見えてきます。どれが良いとか、悪いとかは人それぞれの価値観の違いだと思うのですが、自分が経験して良かったと思うことは、お仕事の中でも活かしていきたいです。

親切な心配りで心が穏やかに。。。

コンビニの若い店員さん、ありがとう。
福岡の福間駅でバスを待っている間、駅の側にあるファミリーマートに立ち寄ってみました。コーヒーマシンでコーヒーを購入しようと思ったのですが、初めてだったので使い方がわからない。購入の仕方がわからない。バスに乗り遅れたら1時間待ち。ちょっとイライラ気味で試行錯誤していたら、20代前後の若い店員さんが気づいて、購入方法や使い方を丁寧に教えてくれました。それも、一杯、百円ほどのコーヒーにもかかわらず。。。一生懸命に働いていた若い店員さん、金額に関わらずとても親切に対応してくれたことに感動してしまいました。

ネパール出身のホテルのフロントスタッフさん、ありがとう。
今回の帰国では、便利さを重視して博多駅近くにあるセンチュリオンホテルに泊まりました。慌ただしい滞在期間中、すっかり事前にタクシーの予約をするのを忘れて、前夜、予約を取ろうと思った時には既に遅し。。。チェックアウトでもう一度、タクシーを頼んだらラッキーなことに空きがありました。まだ、夜が明けていない、5時過ぎ、ホテルの前で一緒にタクシーが来るのを待ってくれたホテルのフロントスタッフさん。安心してタクシーに乗ることが出来ました。

タクシーの運転手さん、ありがとう。
福岡空港に向かっている途中、福岡第一交通のタクシーの運転手さんが飴玉を何個か手渡してくれたんです。朝が早かったので、あんまりピンと来なかったんですが、アメリカに戻って今回の帰国を振り返ってみた時、飛行機で離陸の時などに、耳鳴りがするのを防ぐために飴玉を渡してくれたのかなと。。。いろんな想いを抱え、また長時間のフライトでニューヨークに戻るしんどさ、でもこんなちょっとした心配りに心がほっこりしました。

品質と値段の不釣り合いに違和感が。。。

新鮮な魚介類や美味しい食べ物が安い
地元のスーパーマーケットにいって、いつも感心することは魚介類が新鮮、豊富、低価格で購入することができることです。そして、ニューヨークで買えない地元の産物が豊富に揃っているのでスーパーマーケットに行くのは、楽しみの一つです。以前は、それほど感じなかったのですが、今回の帰国で思ったのは、クオリティの高いものがこんなに安く買えていいの?ちょっとしたお惣菜にしても。。。ニューヨークの物価が高すぎ?それとも、日本の物価が安すぎ?正直、違和感を感じてしまいました。

チップ制度がないこと(本当?)
アメリカに住んでいると、レストラン、タクシー、美容室、ホテル、その他サービスをしてくれた人にチップを渡すのは当たり前の習慣なので、逆にチップを渡さなくてもいいことに違和感を感じてしまいました。さすがに、タクシーの運転手さんには、チップの代わりにお釣りは置いていきました。個人的な意見なのですが、サービス業のお店は、チップ用の箱を置いたり、もっと積極的にチップの文化を広げて行っても良いのかなって思いました。それとも、2日だけの短い滞在だったので私が気づいてなかったのだろうか。。

サービスにしても商品にしても、日本のクオリティの高さはやはり誇れるものがあると思います。日本に住んでいたら当たり前と思うことでも、見方を変えれば当たり前ではない。海外目線で日本を見て感じたことをシェアしてみました。次回の帰国の際は、もう少しゆっくり滞在したいと思っています。







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