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人間関係・コミュニケーション

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うまくいかない人間関係、コミュニケーションのエッセイ
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記事一覧

感情スイッチ ON/OFF の切り替え

感情は人間にとってとても大事なものである一方、ときどき邪魔になってしまうことがある。本当…

「おそろい」の気持ち悪さ

「おそろい」ってなんか気持ち悪い。 おそろいって、かわいらしい言葉。「姉妹そろいの着物、…

「心が読めるようになりたい」

「わたし人の心読めるようになりたい!」 ゆきちゃんはわたしの家に着くなり、唐突にそう言っ…

腹の底から笑ってくれ

わたしには、自分を自分で褒めたくなる瞬間、自分を誇らしく思う瞬間がある。 それは、人を笑…

「指摘しあう関係」か「容認しあう関係」

「相手のためになるなら、言いにくいことも指摘したほうがよい」という考え方がある。 言いた…

「好き」はひとつじゃない。感情の種類と探求のはなし

最近「好き」という気持ちについて深く考えるできごとがあったので「好き」にという感情とその…

愛するとは?相手の生きる世界を認めること

愛するとは何なのか。 わたしが思う、人を愛するとは「その人にはその人の感じる世界がある」と知ることである。 一般的には「一人の人間として尊重する」という言い回しがよく使われる。わたしにとって、他人を尊重するというのは「その人にはその人の感じる世界がある」という認識で接することだ。 たとえば親子間では「子どもを一人の人間として尊重することが大事」といわれる。でも、これって実はけっこう難しいことで、なかなか本質的に理解して実践するのは難しい。わたし自身、できている自信はない

感受性が強いって結局どういうことなの? 〜13歳の息子と話したこと〜

「あぁ~おもしろかった。さすがにもう寝よう。今の話本にしたら絶対おもしろい。お母さん『息…

【第2回】NOを言えない?使わない?|言葉とこころの解剖室

言葉から人の心やコミュニケーションのヒントを紐解きたい。その思いから『言葉とこころの解剖…

わたしの大事なデータベース

わたしの中には、親しい人の数だけ自分がある。「キャラクター」というのがしっくりくる表現だ…

彼女は私の友達じゃない、あの子のお母さんなんだ。

傷付いた思い出は、ずっと消えない。 彼女と同じ車種の車を見るとドキッとするし、同じ背格好…

もっと「自分語り」しよう

「最近仕事どう?」「今日学校どうだった?」 こういう質問は、何の意味も持たない。 ボヤっ…

パンの耳を巡る抗争劇

海辺で、パンの耳を空に向かって投げると、鳶が勢いよく飛んできて掻っ攫っていく。私たちの体…

「いちばん」には近づかない

本当に好きな人には、どうしても近づけないタチだ。自信がないとか嫌われたくないとか、そういう後ろ向きなものではなくて「憧れは遠くから見るのがいい」ということが、なんとなくわかっているからかもしれない。 相手が男性でも、女性でも、それは変わらない。本気で好きな人には、どうしても近づくことができない。近づくチャンスがあったとしても、安易に逃す。まるで、自分から放棄しているかのようである。 私は、とても受動的な人間だ。今、周りにいる大切な人に想いを馳せてみると、みんな「なぜか近く