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思い出と雑記

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昔の思い出、雑記、ちょっとした記録文、感想文やレポートなど
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記事一覧

激流の1年間 おつかれさまでした

12月に入って3日が過ぎた。2023年の終わりが、着々と近づいている。 わたしは今年、ずっと川…

腹の底から笑ってくれ

わたしには、自分を自分で褒めたくなる瞬間、自分を誇らしく思う瞬間がある。 それは、人を笑…

自分の「好き」を人と共有しない理由

わたしはどうも、好きなものを誰かと共有することがあまり得意ではないようだ。 家族や友達と…

岩本先生と「シド・ヴィシャスのすべて」

わたしは文章を書くのが仕事でもあり、趣味でもある。仕事で書いている文章と趣味で書いている…

足の裏に触れるもの

私は、足の感覚に異常なまでのこだわりを持っている。 この場合の足とは、足首から下にかけて…

臨床心理士【小松藍生】が、学校に行けなくなった理由

「あなたはもう自由だ。これからは、好きなことをして生きなさい。」 北海道一の進学校合格を…

さようなら、オンボロ家

私は、2日後に念願のマイホームに引越しを予定している。 でも、あまりウキウキしていない。 もうすぐ新居に引越しだと言うと、みんな口を揃えて 「楽しみだね」 って言うのだけど、私は楽しみでドキドキワクワクする感じが全くない。 全く実感がない。何度も新居に足を運んでいるし、どこに何を置くか仕舞うか、すべて計算済。それなのに、実感がない。私には不釣り合いな家のような感じがするんだ。 結婚して11年。はじめはオンボロの平屋に住んでいた。 今はそれなりのアパートに住んでい

初恋の焼鳥道場

中学生のとき、好きな男の子がいた。 いつもふざけてばかりいて、ちょっと反抗期の野球少年だ…

アイデンティティをつなぐ生き方

私のアイデンティティは、文章を書くこと。そして現在、毎日文章を書いて仕事をしている。 私…

退行催眠をやってみたら想像以上にエネルギッシュだった

先日、親友が家にやってきて 「退行睡眠ってyoutubeで検索してやってみなよ。」 と、唐突に…

読者の方へ

昨年の秋。私のnoteを読んでくれるのは、片手で数えられる程度の人だけでした。Twitterで拡散…

原体験と3つの指針

私は強いメッセージ性のある「原体験」を持っていると思う。 昔……というよりも、つい去年あ…

今日のご飯はなんだろな

1日の仕事が終わり、夕食どきの時間。外を歩けは、どこからともなく夕食の支度をするいい香り…

あの人を最後に見たとき、ビニール袋を着ていた

最寄駅の前に、家のない女性がいつも座っている。最初に彼女を見たのは、近所にあるスーパーの店前のベンチだった。 彼女と最初に会ったとき、立派なスーツケースを持っていた。スカーフで頭を覆っており、ムスリムの女性のような風貌で、顔もどことなく日本人離れしたきれいな顔をしていた。化粧っけはないが、目が大きくて、顎がシャープで小顔。とてもきれいな目鼻立ちをした女の人だった。 彼女に家がないことは、すぐにわかった。3日に1度行くスーパーで、必ず会ったからだ。いつも同じ格好で、いつも同