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【2023年上半期】会計を公開します(1880万円です)

2023年上半期の会計が終わりました。

創業以来お世話になっている税理士さんは京都に事務所を構えており、普段は完全リモートで対応していただいているのですが、今回はちょうど京都に帰ってきていたため、直接伺うことに。年末調整の書類などもついでにお渡しできて良かったです。

さて、2023年の上半期はというと、春ごろに仕事を整理し、PM業にシフトしたため、業態が大きく変わった半年間でした。なおかつ9月ごろからは博論にフルコミットするため仕事量を抑えたので、売り上げもちょっぴり下がることに。

このあたり、数字を見ている税理士さんは敏感なようで、「これは気合い入れたら巻き返せるやつですか?(大意)」みたいなことをたずねられました。(「巻き返せるやつです」と答えました。)

そんなわけで、とくに隠すことでもないので上半期の会計を一部公開します。


上半期(4月〜11月)会計(一部抜粋)

売上高:約1880万円(昨年実績:約1440万円)
外注費:約290万円(昨年実績:約310万円)
売上総利益:約1600万円(昨年実績:約1130万円)

役員報酬:600万円(昨年実績:310万円)
法定福利費:115万円(昨年実績:45万6000円)

地代家賃:約110万円(昨年実績:60万円)
消耗品費:約75万円(昨年実績:約30万円)

営業利益:約460万円(昨年実績:約570万円)

昨年と比較して何が変わったか

ここから何が読み取れるか。まずは、売上高が上がりました。それに対して外注費が減ったのは、編集プロダクション事業からPM/コンサル系の事業へとシフトしたからです。

編プロ系の仕事をなさっている方ならわかると思いますが、(よっぽどの付加価値がない限り)コンテンツ制作系は利鞘がどうしても少ないです。業態を変えたことでライターさん等への支払いが減り、結果として売上総利益も上がる結果となりました。

ただし役員報酬も連動して上げたので(そうなると法定福利費も上がるので)、最終的な営業利益は見かけ上、下がっています。ただまあこれは、法人化のメリットってそういうもんなので、そういうもんなようです。

それから地代家賃が上がっているのは、京都にも家を借りたからです。関西にも拠点があったほうが何かと好都合かなと思っての判断でしたが、結果からいえば大正解でした。

先日、地元の友達と京都で遊ぼうということになり、ホテルを探してみたところ、目ん玉飛び出るような金額だったので……。

経費とはいえ、会社=私の財布からお金が出ていくことは紛れもない事実なので、月々5万7000円で好きなだけ寝泊まりできる拠点があるのは大変良いことです。関西での仕事の際にはバリバリ活用しているので、ホテルを借りた場合と比較すれば、絶対に収支はプラスだと思います。

ちなみに、消耗品費が急に上がっているのは、Mac miniを購入したからです。Mac miniがちょうど30万円くらいだったので、まさにその差額が会計にも出ました。

税理士さんからのコメント

税理士さんからは、「順調ですね」とのお言葉をいただきました。そもそも創業当初は200万円台だったわけで、5年半でここまで売上が上がるのは税理士さんにとっても予想外だったようです。

冒頭で触れたとおり、直近の売り上げが多少下がっていることについては「調子はどうですか?」とたずねられましたが、「850万もかけて博士課程行ったんで、博士号でペイしないとなんですよね」と伝えたところ、「それはもう絶対そうですね」と応援していただきました。

とはいえ週2しか働いていないとだんだん気が狂ってくるので、「〇〇とかにも手を伸ばしてみるか考えています」と伝えると、その事業のリスクなども踏まえながら、「結論から言うと、せっかくITの領域でやれてるんやったら、そのままやらはったほうがよろしいと思います」とのアドバイスをいただきました。

このnoteでも触れたとおり、私は純粋にお金のために働いているので、リスクを押してまで他業種に参入する必然性はありません。話しながら冷静になったので、この話はいったん見送りとしました。

それから、今後の節税策についても相談しました。会社の余剰資金を投資に回すなど、何らかの運用はできますか?とたずねたところ、「出来なくはないですが、来年から新NISAが始まるので、まずは個人の非課税枠を使い切るのはどうですか?」と提案されました。

つまり、手取りを純粋に30万円くらい増やし、そのままNISAに突っ込んでいって、上限額の1800万円(全額ツッパした場合、5年で到達する金額)までは様子を見たらどうですか、と。

出典:金融庁

会社で運用した場合、NISAと違ってしっかり課税されるので、まずはこっちのスキームを使ったほうがよろしかろうとのことでした。

会社が5年後も生き残っているかどうかは私にも分かりませんが、税理士さんの提案通り、次の決算で手取りを上げてNISAに全ツッパルートで行こうと思います。無事に上限額まで貯められたらいいですね。

あとは役員報酬についてですが、今のままだと(ものごっつい税金を払っても)600万円くらい利益が余りそうで、そのうち400万円は予定ボーナスにしてあるので、カツカツすぎず、余りすぎずでちょうど良いとのことでした。

NISAの件を除けば、しばらくは額面120万円、手取り90万円くらいの生活が続きそうです。

今後の展望

下半期は何を置いても博士号絶対取得計画なので、売上が下がってしまうことはある程度飲み込みつつも、できればちょっとくらいはプラスにしていきたいところです。

このあたりについては、ちょうどクライアント様に「いまエネルギーが有り余っているので、放っておくと変な会社とか買収しはじめますよ、その前に私をマトモに活用したほうがオトクなんじゃないですか」という胡乱な話をしました。

(ある程度お付き合いがあることを前提とした軽口です。他の会社様には絶対使わないほうがいい営業トークです)

お仕事をいただけるかどうかは不明ですが、やる気だけは示せたので、あとはお客様のご意向に沿おうかなと思います。何度も言っているとおり、結局のところ、真面目に働くのが一番手っ取り早いんですよね。

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