見出し画像

【制作ノート】それが作品のすべて

こんにちは。
なつのよです。

先日、第29回中原中也賞の
贈呈式のようすをネットニュースで
拝見しました。

受賞されたのは、俳人の佐藤文香さん。

中原中也賞は現代詩の詩集に対して
贈られる賞です。

そんななか、「俳人」の肩書をもつ方が
受賞されたことに興味がわきました。

当たり前のことではありますが、
「詩」の多くはある程度の長さがあり、
ニュース記事や新聞記事、
インタビュー記事などでの紹介には
限界があります。

実際、今回受賞された『渡す手』においても、
出版社のウェブページでは
一部の引用にとどまっています。

ところが、
作品が「俳句」や「短歌」であれば、
多くの場合、作品をまるごと
引用・掲載・紹介することができます。

それってすごいなあ、と
今さらながら(?)感じてしまい。

もちろん、「句集」や「歌集」を
すべて紹介することはできませんが、
「代表作」といわれるようなものは
17文字や31文字で提示することができますよね。

有名なものでいえば、
『サラダ記念日』がそれにあたるでしょうか。

「この味がいいね」、と始めれば、
つづきを言える人は多いのではないでしょうか。

そんな、面白い文学に
私は取り組んでいるんだなあ……、と
しみじみしたり、
うれしくなったりしたのでした。

文学フリマ東京38に参加します

SNS更新しています!

X : @nastunoyomanga (noteの更新情報など)
Instagram : @nastunoyomanga(イラスト)
Threads : @nastunoyomanga(日常のつぶやき)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?