見出し画像

5分で読める😎 60分で分かる 特別支援

はじめに

深い内容をすっ飛ばしてなっちゃん的まとめだけ読んでいただくだけでも大丈夫です!👍
深い内容を知りたい方はふわっと全体を読んでみてください!

イベントに対する想い

☆ゆるく楽しくできたらいいな
  ➡意外とネガティブなイメージが強い…?
☆終わったときに一つでも学びがあったらいいな
☆みなさんの学びを聞けたらいいな


登壇者①村瀬浩太さん

村瀬浩太さん
知的特別支援学校教員2年目
やりたいことを見つけるために奔走中!

自分自身の生活の中に「苦手」を感じたことはありますか?
誰でも「苦手」ってありますよね。
障がいのある人の「苦手」を知ることで、障害について理解できると思うんです。そして、得意についても知ってほしい!

知的障害について
知的な遅れ(IQ50以下)×社会性・コミュニケーション能力の不足=知的障がい(おおよそ18歳までにあらわれる)

具体的には?
①発達障害(広汎性発達障害・ADHD・LD などいろいろある)

広汎性発達障がい(自閉症・アスペルガー症候群)
➡得意:とことん好きになること・ルーティン化されている作業
 苦手:コミュニケーション・感覚過敏・感覚鈍麻・変化への対応

ADHD(注意欠陥多動性障がい) 
のび太くん(AD)・ジャイアン(HD)のイメージ
➡得意:とことん好きになること・好奇心旺盛
 苦手:好きじゃないことに集中すること・優先順位をつけること

LD(学習障害)
➡得意:自分の苦手を認識して、よりよく生きること
 苦手:読む・書く・話す・計算する・推論する能力のうち、特定のものの習得と使用

ダウン症 (幼いころに手術経験がある方が多い)
得意:感受性が強い・人付き合い
苦手:早く動くこと・はっきり喋ること・身体的ハンディキャップ

まとめ
自分にも当てはまるなと思ったところがありませんでしたか?
障害のある人の「得意・苦手」を知ってもらえましたか?

Q. どうして特別支援学校で働こうと思ったの?
➡個別の支援計画を立てたときに、自分がやりたい教育はこれだと思ったから。一般校でこの教育をするのはなかなか難しい。。。

Q. 所謂普通学校と特支の学校でのプログラムにどんな違いがありますか??
➡日常生活の指導・生活単元学習・自立活動・作業学習 などのプログラムがある。一般校で言う教科の中でも、やらない教科があったりする。


登壇者②天野結日さん

天野結日さん
日本福祉大学 教育・心理学部 心理学科1年
障がい種:脳性まひ アテトーゼ型

脳性まひとは
先天性の障がいで、主に四肢の運動発達に支障が見られる。
アテトーゼ型・痙直型・固縮型・失調型・混合型の5つの型がある。
基本的には知的の遅れはない。
アテトーゼ型は不随運動が強く、無意識に手足に緊張が入ってしまう。

肢体不自由の特別支援学校とは?
主に、脳性まひなどの身体障がいを抱えた児童生徒が通う学校。
小・中・高 一貫校であることが多い。
クラス(グループ)は障がいの程度によって分かれている。(教科グループ・重複グループ・自立グループ)

自立活動とは?
主に身体のことなど個々の課題に応じた学習を行う。
結日さんは、「動作法」という訓練法をしたり、寝返りの練習をしたりした。

特別支援学校に通ってよかったこと
☆教師(親以外の大人)とのコミュニケーションの取り方を学ぶことができた。
☆障がいのある友達との関わり方がよく分かった。(先生と他生徒の関わりをみて学ぶことができた。どういう話をすればコミュニケーションをとることができるか分かった。)
☆「自分から情報を発信しなければならない」ということを知ることができた。
☆自分が成長することができた!!!

障がい者でよかったこと
健常者だったら出会うことがなかった人と関わることができている。
今の自分の生活はとても充実している。
障害があってもいいことはたくさんある♪

福祉教育の授業で子どもたちに伝えたこと
「困っている人がいたら、積極的に声をかけてほしい!」

将来の夢
スクールカウンセラーとして、主に特別支援学校で働きたい!
児童生徒のメンタルケアと教師のメンタルケアを行い、少しでも心を楽にしてあげたい!

最後に
身体的ハンディキャップがあっても、普通の人と何一つ変わらない。
得意不得意があるのは、みんな一緒。
障がいがあっても、社会の助けを借りることで普通の暮らしができる。
「できなくて当たり前」ではなく、「工夫すればできる」。


【なっちゃん的まとめ】

実際に現場で働いている方の経験や体験に基づいたエピソードも織り交ぜながら、障がい特性について学ぶことができて楽しかったです!

「障がい」というだけでネガティブなイメージを持つのではなく、正しく知って正しく理解することが大切だと思いました。これは、障がい者・健常者の区別で考える問題ではなく、「人」と「人」の関わりの中ではどの場面でも大切にするべき部分なのかな思います。

また、苦手の部分だけに目を向けるのではなく、得意の部分にも目を向けることで、「できること」の可能性や幅も広がって、より豊かに生きていけるようになるのかなと思います!

『困っている人がいたら、積極的に声をかけてあげてほしい』
これは、子どもたちだけでなく、全世界の人に向けて発信していきたい言葉だと思いました!これこそ、障がい者・健常者関係ないですよね!助け合い・人を思いやる心を大切にしていきたいです!

素敵なイベントをありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?