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グラーフ・ツェッペリン

「SFが読みたい。2024年版 国内編」で一位をとった作品を読みました。
帯に青春SFってありました。
なんだろ?青春SFって?って思いながら読みました。
なるほど。青春SFって感じでした。


   〜〜個人的な見どころ〜〜
 ①飛行船
これは個人的なんでしょうか。
昔、読んだ何かの漫画の影響でしょうか。
飛行船に、なんらしかのロマンを感じるものです。
もし、いくつかの悲劇的な事故がなければ?
ってところでしょうか。
爆発しなけりゃ安全。
落ちる時もゆっくり落ちるって話を、子供の頃漫画で読みまして。
飛行機に乗るのが怖かった子供の頃は、落ちたとしても安全な飛行船に、ないものねだりな感情を抱いておりました。
まあ、荷物がそこまで積めなかったり、コスト的にも、建築的な事情にも合致しないので、爆発しないように作れたとしても微妙なんでしょうけど。

あと、フェチではないですが、シンプルにカッコよいですよね?

この時代の航空事情。
色々胸熱です。
「星の王子様」作者の作品
「夜間飛行」なんか読んでいただければ熱さがわかるかと思います。

 ②重力
これも一時期、流行りましたね(?)
世の中の力は3つしかなくて。
強い力、弱い力、重力の3つだったと思います。

で、これもなんかの本で読んだんですが、
重力の振る舞いが、調べれば調べるほど独特で、別の次元を通ってるんじゃないか?ってくらい辻褄の合わない部分があるようで。

あ。確かリサ・ランドールさんの本だったと思いますが。
難しすぎて挫折した宇宙の本ですね。確か。
ドラゴンボールとかでもそうですが、重力を操るってなると、ワクワクしますね。
確か、ジョジョでも、重力を操る康一くんだったかな。強いですしね。

 ③量子
これはお馴染み中のお馴染み。
量子がこのお話でも出てきます。
主に量子コンピュータとして。
そして、やはり量子のわけのわからん動きを見ていれば、この世に時間ですらなんて存在してなくて、いくつもの次元や世界を行き来するのが自然。
特に不思議な事じゃない!
って、不思議なことを信じさせてくれるお話の進め方でした。

  〜〜まとめ、雑記〜〜

この②と③。これに昨今では定番となったタイムリープ。この3点セットが今時のSFの肝なのかもしれません。
②と③。
もしかしたらそのうち、当たり前の科学になってSFでは使えなくなるかもなので。

では、続きはこちらに↓

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