浩哉

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色んな日常の日記だったり。 本の感想や、いろんな考えをまとめたりするのに使ったりします。 なんてことない文章用です。 ニュースレターもやってみてます。 https://honhiroba.m-newsletter.com/

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24 息吹 テッド・チャン その2

この間、3作読んでだと思いましたが。 4作読んでました。 短すぎて記憶に残ってなかったですね…。 いや、記憶には残ってましたが、テーマが1作目と似てたので、ごっちゃになってました。 それでは今回の作品たちです。    〜〜個人的な見どころ〜〜  ①予期される未来。 ある機械が人類の運命を変えてきます。 それが「予言機」 機能としては、いたってシンプルです。 人がボタンを押す1秒前に、ライトが光ると言うもの。 たったこれだけ。 これが面白いほど正確で。 誰もこ

    • 23 「息吹」テッド・チャン 作 その1

      やっぱり僕が基本的に読みたいのはSFなんだなって最近思います。 三体や、 プロジェクト・ヘイル・メアリーのような名作を見つけるために今日もSFを読み進めてます。 今回は、テッド・チャンの短編集。「息吹」 この人の作品で有名なのは、「あなたの人生の物語」って言う短編集で、表題作は映画にもなったようです。 正直それはまだ読んだことがなくて、図書館でこの本と縁があったから、まずこの作品を読んでみようと思いました。 まだまだ読んでる最中ではありますが、途中経過を書いていこう

      • 22 発酵文化人類学

        読了しました。 発酵自体は、味噌汁やお酒など、発酵としか言い難いものなんですが、その発酵。奥が深い世界です。 発酵=微生物=わかっていない事が多すぎる こういう世界に身を投じるの、ワクワクしますよね。 それを隠しきれない作者が書いた本で、やっぱり面白いです。      〜〜個人的な見どころ〜〜  ①お酒のお話 やっぱり発酵のお話として避けられないお酒のお話。 これも基本のキから語られており、参考になります。 お酒の作り方の違いで、日本酒やウイスキー。醸造酒と蒸留酒。

        • 21 発酵文化人類学

          今回はこの本です。 小倉ヒラク著 の「発酵文化人類学」 僕はよく青山ブックセンターに立ち寄ります。 そこの入り口近くにいっつも置いてある本があります。 それがこの本です。 今回、偶然Kindle Unlimitedに含まれていたので購入しました。 表紙なんか見ても、なんか小難しそうではあります。 まだ途中までです。 4章まで読みました。      〜〜個人的な見どころ〜〜  ①軽っ。 いつもね。青山ブックセンターで見かける本。 発酵に興味はあるんですが、文化、人類学。

        24 息吹 テッド・チャン その2

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          20 グラディオ作戦 その2

          読むの時間がかかるわりに、衝撃が増していく作品です。前回は麻薬を資金源にしよう! って所まで読んでました。 今回はその先2つ。 マフィアとバチカンが出てきます。 いや。それにしてもCIAの手腕には驚かされます。 こういうのを読んでると、昨今のニュースとか見て、独裁者系の指導者がいる国が動乱が起こってるのを見ると、この作品を思い出すようになる気がします。      〜〜個人的な見どころ〜〜  ①新たな勢力 麻薬を資金源にしよう!って所までは読みました。 ただ、どうやって売

          20 グラディオ作戦 その2

          19 グラディオ作戦 その1

          OPERATION GLADIO PAUL L WILLIAMS 著。 グラディオ作戦。 こちら、ある意味暴露本のようでして。 共産主義とのやりとりのなかで、CIA(OSS)って組織がわりと色々やらかしてて、無関係な人もかなり巻き込んでますよ!って作品です。 対共産主義との工作とかで、約600万人が死亡してるとのこと。 当たり前だけど、共産主義とは何の関係のない人も巻き込まれてます。それをCIAは正当化してるけど、さすがにどうだ?って問題提起の作品です。 ただ、

          19 グラディオ作戦 その1

          18 プラハの墓地 完結編

          読み終わりました。 色々陰謀とか偽書とか書きましたが。 あっ!!て思いました。 これ、スパイ物語でもあるんですね。 読み終えてから気がつきました。 スパイの武器として陰謀を使うって感じですね。 こういうスパイ物語にありそうな主人公の顛末と、その後、主人公が書き上げたとされる「シオンの議定書」 これがヒトラーの手に渡り、ユダヤ人けしからんってなって、あの悲劇が起こったとされてる感じでしょうね。      〜〜個人的な見どころ〜〜  ①スパイの難しさ。 スパイの条件ってのは

          18 プラハの墓地 完結編

          プラハの墓地 2

          いよいよ、偽文書で世の中動かす。 本格的に始まりました。 とはいえ、いきなりしくじったりしていて面白いです。 テーマはユダヤ人とフリーメイソンでしょうか。 もとから陰謀的なものの代表として取り扱われる事が多い両者。 これらを利用して、さらなる陰謀をもたせます。 とにかく陰謀を成立させるための重要さ。 ストーリーの大切さと胡散臭さがこれでもか!ってくらい散りばめられています。      〜〜個人的な見どころ〜〜  ①フランスの歴史 フランスのデュマやゾラといった有

          プラハの墓地 2

          16 プラハの墓地 ウンベルト・エーコ

          この方の「薔薇の名前」を読みました。 確か宗教についての「笑い」をどう捉えるかについて、興味深かったのを覚えています。しばらく、この作品について書いていくかなと。 シンプルに読むの時間かかりますので。 あと、今、色々辛い時期でして。 本を読むの、しんどい時期でもあるんですよね。     〜〜個人的な見どころ〜〜  ①悪口! のっけから色んな国の、色んな悪口のオンパレードでしまた。 主人公の祖父が皮肉屋って感じでした。 それを息子に吹き込むんですが…。 いや、この本、読

          16 プラハの墓地 ウンベルト・エーコ

          逆転美人

          今回はこの作品。 この方のプレゼント企画で当たった作品です! https://x.com/n4s103d?s=21&t=_bMgjD0R0h5qa9c6jKzRnQ 帯にミステリー!!とか、かつてない!! とか、色々書かれていますね。 途中から胡散臭さは感じましたが、 最初は手記?ここからどうミステリーになる? って感じでした。     〜〜個人的な見どころ〜〜  ①美人は悲劇? そう。初めは呑気に読んでました。 美人がめっちゃ損する?ふーん。 って、それこそポテチ食

          逆転美人

          パワー ナオミ・オルダーマン 完結編

          なんとまあ。 前回読んだ後から、主要な登場人物たちの苦難が待っていたんです。 あと、結末も面白かったです。 そんな感じになるんや。って思いました。     〜〜〜続き〜〜〜  ①裏社会を取り仕切ろうとしていた女性。 父親の、裏切りが発覚しますが、報復を避けて、平和的解決を画策します。 お。女性ならではの解決?さすが! って思いましたが、世の中そんなに甘くなく。 父親にきっちり報復され、電撃の源を奪われてしまいます。 命からがら逃げのびますが…。 逃避行が熱いです。

          パワー ナオミ・オルダーマン 完結編

          「パワー」 ナオミ・オルダーマン著

          まだ、読み終えてないですが…。 今回はこの作品です。 一位と関係ないですが、 ふと子供の絵本を探しに図書館へ寄った時に見つけた本です。 ビルゲイツが、何年か前にお勧めしてた本。 僕の中では、この人が勧める本にハズレなしNo.1なもので、慌てて借りました。 まだ読み終えてないですが、面白いです。 どうなっていくのやら。    〜〜個人的な見どころ〜〜  ①歴史書? ある程度、ストーリーは知っていまして。 女性全体が、電撃を操る能力をなぜか身につけて、男社会に反旗を翻すってお

          「パワー」 ナオミ・オルダーマン著

          東京近江寮食堂 渡辺淳子 著

          これはもう、表紙のおにぎりです! これに集約されています! これにつられて読みました! 続編はあるのですが、 やっぱり表紙がおにぎりじゃないので‥。 美味しそうではあるんですが‥。 食指がわかないですね‥。 色々気になる展開ではありそうなんですが。 続編があるといっても、お話は綺麗に終わりますので、おにぎりを読んでください。    〜〜個人的な見どころ〜〜  ①人の縁 主人公の妙子は、滋賀県の人。 10年前に行方をくらました夫から、ある日手紙が届きます。 それが東

          東京近江寮食堂 渡辺淳子 著

          芸術的創造は脳のどこから産まれるか? 大黒達也

          脳に関する本もたまに読みたくなります。 今回は、今まで読んだ脳の本のおさらいの意味もあり、新しい発見もあり。 音楽をベースに脳の仕組みや、働きを分析している面白い試みの本でした。   〜〜個人的な見どころ〜〜  ①分類の巧みさ 脳の働きの分類がすごくわかりやすいです。 色んな働きをする脳をテーマに沿ってきれいに分類されてて面白いです。 ただ、脳のどの機能がどんな働きをするか? 正直、この辺りはスルーしました。 前頭葉とか、側頭葉とか、海馬とか。 なかなか覚えるのに苦労しま

          芸術的創造は脳のどこから産まれるか? 大黒達也

          グラーフ・ツェッペリン

          「SFが読みたい。2024年版 国内編」で一位をとった作品を読みました。 帯に青春SFってありました。 なんだろ?青春SFって?って思いながら読みました。 なるほど。青春SFって感じでした。    〜〜個人的な見どころ〜〜  ①飛行船 これは個人的なんでしょうか。 昔、読んだ何かの漫画の影響でしょうか。 飛行船に、なんらしかのロマンを感じるものです。 もし、いくつかの悲劇的な事故がなければ? ってところでしょうか。 爆発しなけりゃ安全。 落ちる時もゆっくり落ちるって話を、子

          グラーフ・ツェッペリン

          信仰 村田沙耶香著

          今回はこの作品。短編集です。 コンビニ人間が面白かったので読んでみました。 前回が好みに合わない作品でした。 今回は好みすぎる作品でした。    〜〜個人的な見どころ〜〜  ①コンビニ人間? 最初のタイトル。表題にもなっている「信仰」で、いきなりやられました。 コンビニ人間は、最初に読んでいくと、主人公がコンビニで頑張って働いている人なんだなぁって描写から始まります。 次の描写で「えっ?」ってなるんです。 この信仰も、カルトをつくろうよって誘われたことに対し、主人公がまっ

          信仰 村田沙耶香著