◆良い米国株を選ぶための３つの条件

株のお勉強してます。特に米国株が好きです。

ETFを淡々と積み立てて配当金を楽しみにしてますが、個社株にも手を出したい今日この頃でございます。

よく、広瀬隆雄さんのツイッター（@hirosetakao）や書籍を図書館で借りて、勉強させてもらってます

で、こちら↑の著書では、以下のような条件を満たす米国株が良しとされてます。

①営業キャッシュフローが毎年、着実に伸びていること
②営業キャッシュフローが純利益よりも大きい企業
③営業キャッシュフローマージンが15~35%の間の企業

ってことで、あやかろうと思います。

口座を持っているSBI証券で取り扱いがある、NYSE（ニューヨーク証券取引所）に上場の企業で、条件にあう企業を探します。

Yahoo financeはスクレイピング禁止してるみたいです。

なので、コチラからスクレイピングさせてもらいました。（19/08/13時点）

◆売上、純利益、営業キャッシュフローのデータセット

スクレイピングして、以下のようなデータセットを作成しました。

2014-2018の売上、純利益、営業キャッシュフロー・・・etc.など主要な数字を取得しました。

全部で921社ありました。

※やり方は下記します

◆結論１：３つの条件に合致した米国株

先に結論です。

上記の条件にフィットした企業は26社ありました。

「営業CFが（５年連続で）しっかり伸びていて」
「どの年も純利益よりも営業CFが大きく」
「営業CFマージンが15~35%の間にある」会社です。

◆試しに、１社確認してみます

１社、確認してみます。AEEという会社です。

①営業キャッシュフローが毎年、着実に伸びていること

サイトから確認できる「営業キャッシュフロー」です。（2014-2018）

しっかり毎年伸びています。

※Net Operating Cash Flow = 営業キャッシュフロー

②営業キャッシュフローが純利益よりも大きい企業

各年とも、「営業キャッシュフロー　＞　純利益」になっています。

※Net Income = 当期純利益

③営業キャッシュフローマージンが15~35%の間の企業

営業キャッシュフローマージンは以下でもとめられる、企業の「儲ける力」を表す指標の一つです。

引用：http://cashflowstatement.biz/cf_017.shtml

以下が、各年の売上高と営業CFマージンです。

各年とも、15~35%のレンジにあります。

ってことで、しっかりスクレイピングできてました。感謝。

◆結論２：株価収益率（PER）をみて、割安な株を探す

26社全部買ってみたいですが、そんなにお金ございません💦

なので、この中でさらに良い株を探すために、株価収益率（PER）をみてみます。

引用：https://diamond.jp/articles/-/113770

※株価収益率（PER）：今の株価が割安か割高かを見分ける指標で、株価を一株当たり利益（EPS）で割ったもの。

PERが低いほど、割安な株と言われてます。

19年07月時点で、コチラのサイトだと「約20倍」が米国株の平均とのこと。

ってことで、PER平均以下（＝割安）の株を整理すると、コチラ。

ってことで、以下の企業が「しっかり儲ける力」があって、且つ「今、割安」な株（かもしれません、、、。）！！！

・アリソン・トランスミッション（ALSN）
・ベル・カナダ・エンタープライズ（BCE）
・カーニバルコーポレーション & PLC （CCL）
・コサン (Cosan Limited) （CZZ）
・エンコンパス・ヘルス・コーポレーション（EHC）
・ノルウェージャン・クルーズライン（NCLH）
・フィリップ モリス インターナショナル（PM）

こんな感じですね。

全て、SBI証券で取り扱われています。

楽しんでもらえたら幸いです。投資は自己責任でお願いします。

◆やり方はコチラ

テンバガー銘柄、見つけたい！！！

夢の配当金生活を目指しましょう～💨💨💨

◆別の手法でもやってみた（NASDAQ株）