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身近な異文化理解の例。

最近、グローバルに活躍するビジネスパーソン向けに、「異文化理解」に関する記事を何本か書かせていただいています。

こういった記事ではあまり触れませんでしたが、日本に居ながらにしても、自分と違った文化・価値観に触れる機会って多々あるんですよね。

男女間しかり、世代間しかり。

私はふと、仙台から東京に引っ越してきた時の、地域間の「文化の違い」に触れたことを思い出しました。

仙台から東京に引っ越してきて、東京在住のネット友達に会える機会が増えたので、共通の知人の経営する小さなレストランで「プチオフ会」をしようと待ち合わせをしたんです。

すると、ネット友達の1人から、「予約をしないとダメだ」「前に仙台から予約ナシで来た人がいて、ひどく迷惑したんだ」ということを言われました。

……東京近辺にお住まいの方なら、「小さなレストランで待ち合わせるなら、予約するのは常識でしょ。座れないかもしれないじゃない」と思われるかもしれません。

しかし、仙台をはじめとする東北各県は、人口も少なく、土地も広いので、私にとって「予約の必要なレストラン」というと、フレンチがフルコースで出てくるような、かなりの高級店というイメージでした。

私はすっかり委縮して、友人との待ち合わせを取りやめることを考えました。

ただ、文化の違いによって誤解が生じていることを察してくれる人がいて、私にきちんと「東京では~なんだよ」と説明してくれたので、私は安心してプチオフ会に参加することができました。

異文化理解って、第一に相手の文化や価値観を尊重し受け入れること、第二に相手に自分の文化をきちんと説明して分かってもらうことが必要なんですよね。

私もこの一件では、東京の文化は仙台と違う、と反射的にはねつけてしまいました。

でも、双方の文化を理解し、尊重し、きちんと説明できる人に出会えたおかげで、1つ「分かりあう」ことができました。

異文化理解力のあるひと。素敵だなぁ。見習いたい。

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