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東京水 屋外にウォーターサーバー!

先日、こちらの記事にあるように、有楽町に行ってきました。


コンサートの後、カフェで一服して帰ろうとした時、東京国際フォーラムの近くでこんなものを発見しました。



ウォーターサーバー…
だってここ、屋外ですよ!

デザイン的にも遠めに見てスタイリッシュです。
場所が場所ですし、国際化に向けて日本の水は美味しいことをアピールするために設置したのだろう、と勝手に予想していました。

柄は江戸切子の総柄で、「東京水」の文字もグラスを削って書いたようなデザインになっています。よく見ると、「水」という文字が柄に紛れていますね。粋です。
上から、白い明かりを滴る水に見立ててぽつりぽつりと落ちるのを表現していました。素敵です。



東京水とは?

東京都水道局が販売している、ペットボトルに入っている水のことです。
そう、水道局が販売しているということは、水道水をボトル詰めしているということです。

以前、東京の水道水は不味いと話題になっていました。
そこで、水道水が美味しいことをアピールする為に開発されたのがこの「東京水」ということです。

原材料名は「水(水道水)」、
採水地は「東京都葛飾区 金町浄水場」となっています。

東京の水道水は、「高度浄水処理」がされているそうです。
「高度浄水」は、通常の浄水処理と、オゾンの酸化と生物活性炭の吸着機能により処理されることによって、今まで水の中に残っていた嫌な臭いや有機物をほぼ除去することに成功したようです。
これで、ようやく美味しいと感じる水になったのですね。

また、東京都水道局では水道水のおいしさを知ってもらうために、「東京水VSミネラルウォーター」飲み比べイベントを開催したようで、その結果は、47.2%の参加者が「水道水」の方が美味しいと答えたそうです。
半数近くが水道水の方が美味しいというのであれば、相当美味しくなったはずです。

そして、この高度浄水された水を屋外のサーバーで提供しているのが、この東京水ウォーターサーバーなのだそうです。東京都アピール頑張ってる!



どんなウォーターサーバーなの?

まだまだ新しいもののように見えましたが、実際はいつから設置されているものなのでしょうか…?

平成30年3月29日(木曜日)16時00分に
東京国際フォーラム地上広場で運用が開始された
ボトルディスペンサー式水飲栓

だそうです。
都心に行かないので全然知りませんでした!

このボトルディスペンサー式水飲栓の特徴はこちらです。

1. 冷たい水道水をマイボトル等に注ぐことが可能
2. ペットボトル「東京水」の新デザインを採用
3. ユニバーサルデザイン(車椅子対応、ピクトグラム、点字対応)
4. ウェルカムライトでおもてなしを演出
 (注入口の扉を開くとLEDライトが点灯)
5. 拡張現実(AR)(「東京水」ロゴ)による情報発信
6. スマートメータにより使用水量を把握


冷たい水道水をマイボトル等に注ぐことが可能
これは、実際にマイボトルに水を入れて仕事に行っている人がいるようです。行きも帰りもボトルを空の状態にして持ち歩けるので、便利なんだそうですよ!

ペットボトル「東京水」の新デザインを採用
新デザインが今の江戸切子文様なロゴですね。
以前のデザインはどのようなものだったのでしょうか?

このページを参照したのですが、だいぶ印象が異なりますね。
水のイメージがよく伝わってきますが、新デザインと比べてしまうとちょっと垢抜けないような感じがします。

ユニバーサルデザイン(車椅子対応、ピクトグラム、点字対応)
ボトルディスペンサーの説明によると、取り出し口を低めにすることで車椅子に座ったままでも水を入れることが出来るようです。
ピクトグラムや点字についても、文字通り誰でも使いやすいようにデザインされているのは素晴らしいことだと思います。
今後もユニバーサルデザインのものがもっと浸透してほしいですね。

その他、水や東京水についてわかりやすく伝えるための工夫がなされているようです。


水が安全で美味しいものであると伝える為に、水道局はこれだけの努力をしているのはありがたいものですね。
これでも水道水が美味しくないと感じるのであれば、それはきっと住居側に問題があるのかもしれません。管理者の方には、水道管や貯水槽の管理もしっかりと行っていただきたいですね。


ボトルディスペンサーの情報はこちら

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