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K・高男的 X JAPAN 最強シングル曲紹介

どうも、「君のおばあちゃんの家の漬物タルに“TNT”って書いている理由を教えて?」のお時間です。

それは冗談でして肝数値高男です。
俺くらいのスーパースペシャルウルトラエグゼクティブスペシャルハード note クリエイターになりますと、世界的に有名なミュージシャン YOSHIKI さんに X でフォローされちゃうものです。

つまりは YOSHIKI さんのタイムラインに俺の投稿が表示されているってことですよ。そんでもって俺は note のテキストが仕上がる度に X で URL を公開しておりますので、必然的に YOSHIKI さんは俺の note の読者になる・・・ということになります。・・・YOSHIKI さんの2万人を超えるフォローアカウントの中で本人に見つかればの話ですが。(絶対に見ていないだろう!)
そんな YOSHIKI さんにも見られているかもしれないテキストを読んでいる皆様に今日は俺が大好きな X JAPAN のシングル曲の話をしましょうか。

なぜにこのようなテキストを書いているのかと言いますと、先日 YOSHIKI さんがこのような投稿をされておりました。

「みんなはどう思う?」と YOSHIKI さんに言われたのならば、俺も何かしら動かないといけません。ということでこのテキストを書かせていただきます。もう最初に言っちゃいますが、彼らの名曲の中から1曲、しかもシングル曲限定で選ぶのはハッキリ言ってシーキビでございます。曲は複数になってしまいますが、俺の iTunes での再生回数が比較的多い曲を紹介したいと思います。ちなみに曲は古い曲から最新の曲までの順番で紹介していきますので、ランキングとかではありません。それではさっそく、キャリオン。

【WEEK END】
1990年4月21日発売

シングル発売の前年の1989年に発売されたメジャーデビューアルバム「BLUE BLOOD」の3曲目に収録されていた楽曲。アルバムですでに世に出ているあたり、いわゆる香山リカットシングルなのかなと思いきや、シングル用にアレンジされております。途中でピアノの演奏やオーケストラの演奏が絡んできて、よりドラマチックなものになっております。
このバージョンがめちゃくちゃ良くて「WEEK END」は「BLUE BLOOD」収録バージョンではなくシングルバージョンが好きでよく聴き込んでおります。
曲は軽快なロックンロールなんですけれども、YOSHIKI さんらしい「死」のニオイが漂う歌詞の世界観がたまりません。

【Say Anything】
1991年12月1日発売

同年7月1日に発売されたアルバム「Jealousy」のエンディング曲の香山リカットシングル。1989年に発表された彼らの代表バラードソングの「ENDLESS RAIN」を超えたバラードを目指して作られたそうですが、YOSHIKI さん曰くそれができなかったとのこと。一度は没曲になりかけたが、周囲に説得されてなんとか完成させた楽曲とのこと。
個人的には「ENDLESS RAIN」ももちろん大好きな曲ですけれども、こちらの方がお気に入りなんですけれども、どうも「ENDLESS RAIN」の影に隠れている感もいなめなめなめなめません。
彼らの楽曲は基本的にキーが異次元ですので、カラオケで歌うのは不可能なのですが、この曲は序盤は気持ちよく歌えます。しかし終盤で裏切りレベルの高音が続くパートでは吐血してしまう可能性がありますのでカラオケで歌う場合は十分に気をつけてください。

【Tears】
1993年11月10日発売

ベースの TAIJI さんがバンドを脱退し、新メンバーの HEATH さんが参加して初のシングル曲。このテキストの冒頭で「ランキングではない」と書きましたが、彼らのシングル曲の中で一番好きな曲かも知れません。その中川翔子に、iTunes での再生回数が桁違いで多かったのがこの曲です。
あまりの名曲についカラオケで歌いたくなってしまいます。最初はキーが「A」で、気持ちよく歌えるのですが、途中で「C」に転調したあたりで「歌わなきゃよかった」と激しく後悔してしまいますので自己責任でございます。

2コーラス目のサビが終わった後の泣きのギターソロがまさにタイトルの「Tears」にぴったり、まるで止めどなく流れる涙を表現しているかのような。でも「悲しい」だけではなく、その先の「強さ」みたいなのも感じられるという、本当に素晴らしい曲でございます。
X JAPAN というバンドの楽曲をほとんど聴かずに生きているという方に、まずはお勧めしたい曲でもあります。

【Longing 〜跡切れたmelody〜】
1995年8月1日発売

「Tears」に続く肝数値高男を泣かす名バラード曲でございます。初期の「BLUE BLOOD」や「Jealousy」の頃の楽曲もいいんですけれども、このあたりの楽曲になると「ヤンチャな X」ってよりはすっかりオシャレな「X JAPAN」のサウンドになっております。当時の YOSHIKI さんが活動拠点をアメリカに移したことや、世界を目指して楽曲制作をストイックに行っていたからこそ書けた楽曲なのではないかなと思います。
初期のスラッシュメタルの時代のサウンドが好きな方もたくさんいるのもわかりますが、この辺りの楽曲こそが X JAPAN らしいし、YOSHIKI さんらしい曲だと思いますよ。
俺の中で YOSHIKI さんってどんなサウンドを生み出すのかとイメージした時に流れる音の中央に位置するのがこの曲でございます。
実はこの曲、1995年にシングルで出す前の1994年年末にはライブや「ミュージックステーション」などで演奏されているんですが、一部の歌詞やギターソロが違ったりします。そのバージョンもなかなかいいんですよねぇ・・・。

【SCARS】
1996年11月18日発売

これまで紹介した4曲は YOSHIKI さん作曲によるシングル曲ですがこちらはギターの HIDE さん作曲の大人気曲。HIDE さんはメロディメーカーとしての才能もバリ高で、YOSHIKI さん作曲の楽曲の中でも他のバンドやアーティストではないような独特で天才的なギターのフレーズを生み出しました。
「SCARS」はそんな HIDE さんのメロディーメーカーとしての才能がふんだんに生かされた名曲でございます。YOSHIKI さんの曲にはないメロディやコードの展開が、時には X JAPAN らしくない楽曲にも聴こえるし、ライブではしっかり「ライブ映え」しているし、そんでもってファン投票によるベスト盤なんかではよく収録されているし、とりあえずカッコイイ曲が聴きたかったら聴いてくれ!の1曲でございます。

【I.V.】
2008年1月23日 配信

1997年に X JAPAN は解散。1998年の HIDE さんの突然すぎる急逝や Toshl さんの洗脳騒動など、えげつないほどの困難を乗り越えて2007年に再結成が決定。その際に発表された X JAPAN 復活最初の楽曲でございます。
ホラー映画「Saw IV」のタイアップ曲にもなり、当時はまだまだ一般的ではなかった「ダウンロード販売」でこの曲をダウンロードして、ガラケーでめちゃくちゃ聴いておりました。

再結成後のこのタイミングで今までの彼らにあったような楽曲を作っても全く意味がありません。「新しいバンドの音」をここでしっかり聴かせないといけません。そういう意味では「I.V.」は適した楽曲なのではないでしょうか。
俺の中ではこの先続く新生 X JAPAN のサウンドを最も象徴したような楽曲でございます。

【Angel】
2023年7月28日 配信

昨年の夏にほぼ何の告知も無しに急に配信されたという、「君たちはどう生きるか」と同じノリで配信されたホヤホヤの最新曲。楽曲自体は2015年のライブや2017年に公開された映画「We are X」なんかですでに演奏されていたものですが、ようやくフルで聴くことができました。
歌詞のテーマとしては死にたいレベルで辛い思いでいっぱいの人の心の支えになるような内容で・・・と、書いてみたんですけれども曲自体が全編英語歌詞なので、英語わっかりましぇ〜んの俺にはほぼ理解はできていないんですけれども、生きることの強さ、力強さは楽曲のサウンドからも十分にわかります。

そう考えたら X JAPAN の過去の作品は「WEEK END」とか「Rusty Nail」などの歌詞の中では、血まみれになっていたり薔薇にまみれていたりと「お前何やっとんねん!」のシチュエーションが多かったのに対し、最新曲の「Angel」では真逆の世界観の歌詞がテーマになっております。
それは、YOSHIKI さんが年齢を重ねて考え方の変化だったり、あとは今の時代にアーティストとして本当に伝えたいこと、残したい言葉があったのかも知れません。
X JAPAN もなんだかんだで30年以上活動している歴史のあるバンドですので、時代と共に楽曲が変化していく様も、シングル曲だけを聴くというやり方で楽しむのもアリかなと思います。今回 紹介した素晴らしき楽曲たちを、Spotify のリンクをそれぞれ貼っておきましたので聴いてみてください。

・X JAPAN 公式サイト→ http://www.xjapan.com/index.html

というところまで書いて文字数が3992文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。

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