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病院遅刻を大人らしく振り返る 2024新春

どうも、会社の重要な情報が入ったサーバーを管理しているハードディスクを水いっぱいのバケツに沈めた夢を見たんですけれども、夢じゃなかったスペシャルです。

それは冗談でして肝数値高男です。
この文章を書いているのは1月31日の午前11時過ぎなんですけれども、今日は休みで朝からお袋の通院の付き添い。こんな生活を続けてから3年くらいでしょうか。自宅から実家の往復で休日のほとんどが終わってしまいキツイんですけれども、親父も弟もさらに遠方に住んでいるので、なかなか頼ることもできずに仕方なく俺がやっているんですけれども、仕事がバカ忙しい時期にお袋の通院が重なるのは結構しんどい。まさに今がそうなんですけれども、唐沢年明けから厄介な仕事がどんどん降り掛かり、ひょっとして会社は俺のことを殺そうとしているのではないだろうか?と、さすがの俺も気づき始めるくらい最近はどうも忙しい。ちょいと面倒な資料作成を夜に作業部屋にこもって取り掛かり、バカ時間がかかりながらもやっと終わったのが朝の5時。

「朝5時」だなんて言っても、1月の今なんかまだ外は真っ暗ですよ。あと数時間で陽が昇るし、お袋の病院の受診時間のことを考えたら7時30分、遅くても8時前には家を出たいところなんですけれども、朝5時の時点で砂漠を横断したんかってくらいの疲労感でいっぱいです。これはさすがに眠りたいぞ・・・と思ったんですが、今寝たら起きれるかわからない。もう今から実家に向けて車を走らせようかなとも思ったんですけれども、こんなバカ疲れて眠い中の車の運転は危険だしなぁ。やっぱり少しだけ寝よう。1時間後にアラームを設定して眠り、6時過ぎに起床してあれやこれや準備をしても7時過ぎには家を出れる。これで完璧だ!と、思ったのですが・・・。

おい、どういうことだ!目を覚ましたら8時30分とはどういうことだ!
誰だアラームを止めたのは!アラームなんか鳴っている記憶なんかないぞ!でも確かに、誰かがアラームを止めた形跡はある。でも、俺は覚えていない。だから、止めたのは俺じゃない。誰だ!こんなひどいことをしたのは!!!

光の速さで服を着替え、車に飛び乗り実家へ向かいます。髪の毛もボサボサだよ。顔も洗っていないし、両足のスネにはヒルがびっちりついているし。せめてシャワーだけでも浴びたかったなぁ・・・。
実家までの60km ほどの道のりをかっ飛ばしました。もちろん制限速度内でですけれども。俺は絶対に速度制限を守りますよ。1km でも制限速度を破ったら右の胸ポケットに入っている自決用のナイフで自分の心臓めがけてブッ刺すという決まりを自分に課しているので制限速度は厳守です。それなのに不思議なことに俺は今まで一度もゴールド免許になったことがない。そんな不思議人間の俺は大急ぎで実家に向かいました。

道中は大変だったよ。なんてったって、ここ数日 日中は意外にも気温が高くて、夜はバカ冷え込む。これの繰り返しなので路面はツルツル。今「車をかっ飛ばす」だなんて話を書きましたがこんな路面で車をかっ飛ばすなんて無理。というか制限速度よりも少しばかり遅いくらいに走行しないと危険です。こんなところで車をかっ飛ばすなんて、今日が俺の命日になること間違いないでしょう。
安全運転で走行しているんですけれども、後ろに俺よりも急いでいる車がたくさん集まってきては、直線道路でものすごいスピードでどんどん俺のことを追い抜いていきます。いやいや、こんなツルツル路面でこんなにかっ飛ばして大丈夫?というか、そのまま俺を実家まで送ってくれないか!?

市内に入ったら入ったで車の交通量が多いので路面はさらにツルツルに。たくさんの車が慎重に走っているのでやたら渋滞が起こっております。普段は穏やかな気持ちで、鼻歌まじりで俺が移動した周囲にはたくさんの花を咲かせているでお馴染みの俺でございますけれども、こんな状況の渋滞はとんでもなくイライラしてしまいます。いや、これもすべて寝坊してしまった自分が悪いんですけれどね。

10時まで病院到着の予定が、10時20分頃に実家に到着。俺の中では25年ほど昔にセガが出した伝説のバカゲーの「クレイジータクシー」のようにワイルドに停車しお袋を乗っけて、脳内で爆音で The Offspring の「All I Want」を再生して病院へ。実家から病院までの向かうのに市内の混雑する道を走らないといけないのですがこれが地獄だった。じぇんじぇ~~ん進まないのです。直線の道路で、奥には信号が見え、「青」になっているはずなのに車が渋滞の列が数センチ前進するだけでまた「赤」になって列がびくりとも動かない。でまた「青」になるんだけれども数メートルしか動かないでまた「赤」
・・・あーあー・・・人類皆滅びればいいのになぁ・・・。俺以外みんな滅びればいいのに。いや、俺と吉高由里子さんと桜井日奈子さんだけ残ってそれ以外滅びればいいのに。で、俺と吉高由里子さんと桜井日奈子さんの3人で協力して生き残っていけばいいのに。で、そのうち吉高由里子さんと桜井日奈子さんの2人がどっちが俺にくっつくか喧嘩すればいいのに・・・。

そんなことを考えながら病院に到着。駐車場に車を停め、中に入った時間が10時55分。10時までに来るはずだった場所に到着したのが10時55分ですよ。朝方まで仕事していたとはいえ、55分も遅刻する俺は本当にダメ人間だね。32歳にもなって時間も守れないなんて俺は何をやっているのでしょうか。しかも病院のロビーに移った自分の姿を見て愕然としましたよ。黒髪の長髪に縁のでかいメガネをかけている俺がそこに映っておりました。どっからどう見ても若き日々の桐島聡にしか見えなかった。よくもまぁ、俺はこのツラで長い間生きて来ましたけれども、「桐島がいる!」って通報されなかったものでございます。

受付で診察券を渡し、遅れてしまったことを軽く謝罪をすると、看護師が「こちらの紙に目を通してくださいね。」と言われ、A4 の1枚の紙を渡されたんですけれども、そこに書かれていたのは「時間は厳守でお願いします」「当院は完全予約制なので、時間を守っていただかないと後から予約が入っている患者さんにも影響が出ます。」「次回からは気をつけてください。」「次同じことをやったら生きたまま火葬してやる。」「というかお前時計読めるの?」「もしかして時計も読めないバカなの?」「というかお前、若き日々の桐島に似ているな!」というようなことがビッチリ書かれておりましたので、その場でビリビリに破いてやりましたよ!!! ・・・もちろん頭の中でですけれどね。小さく紙を畳んでカバンの中にしまいました。この紙は後日メルカリで転売しようかしら。

11時前から待合室に待たされているのですが、じぇんじぇん呼ばれない。そりゃそうだよね、先に予約していた人が優先だもんね。ってことは、お袋は最後に呼ばれる感じか。ってことはまだまだ呼ばれないのか。このまま長時間、じ~~~っと待合室で座っているだけだと化石になってしまいそうなので、カバンの中に忍ばせておいた超高級型薄型ノートパソコンを引っ張り出し、膝の上に置いてこの文章を執筆している、というわけでございます。あと3分で12時。いわゆる「正午」になるんですけれども、まだ呼ばれる感じがしません。ああ~やっぱり朝5時に寝なきゃよかったなぁ~。なんか上手いこといかんな~。今日このあと吉高由里子さん、桜井日奈子さんにバッタリ会ってこっちが一方的に知っているだけなのになぜか3人でカラオケに行く、みたいなレアイベント発生しないかな~~~


【関連テキスト】

というところまで書いて文字数が3263文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう!!! ・・・俺が逮捕されていなければ。

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