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【環境文学】夏の湿原

迷いを
乗り越えたい
そんな夏

私はひとり
木道を歩いてく

そこで目を奪われた
真夏の青空は
山の端から
山の端まで広がり

飛行機雲が
大きく
空を渡っている
どこまでも
空を渡って
山の向こうへ

そんな空に
わだかまりの気持ちは
持たないように

瞳から心へ
この空が伝えられれば
迷いは
どうでもよくて

そして
流れる汗とともに
木道を歩く

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