虫が好きなら、刺されたり噛まれたりするのも平気?
先日、初めてお会いする方がいました。
その方は僕の活動のことはご存知なかったので、自分が生き物に関する活動をしている旨を自己紹介。
すると、
「じゃあ、虫に刺されたりするのも平気なんですか?」
僕
「え??
いやいや、平気じゃないですよ。
どうしてですか?」
話を聞くと、どうやら自ら虫に刺される動画をアップしている生き物系YouTuberがいるらしい。
僕は、
・普通に痛いとか苦しいのは嫌だ
・例えば山でハチに刺されたりしたら、症状によっては下山できなくなる可能性もある
…と思っているので、そのように答えました。
*ちなみに、刺す可能性のある虫・毒のある虫をいるだけでむやみに怖がったり、害虫扱いする必要はないと思います。
(むしろ危険な一面だけを見て、一律で害虫扱いするようなのは嫌い)
その方には「なるほど。それはそうですよね。」と理解を示してもらえました。
僕は自然観察をすることが多いので、虫の危険性に触れる機会も多いです。
なので例えば、
・スズメバチには必要以上に近付かない
・その場で識別できない毛虫を触らない
というように、刺す可能性のある虫などは、普段からできるだけ刺激しないように注意しています。
しかしながら、僕も虫に刺されたり噛まれたりした経験がないわけではありません。(むしろ多いかもしれない)
その時の自分の言動を振り返ってみました。
●ウスバカミキリを触っている時にうっかり噛みつかれ、指に深めの傷跡ができた時(1ヶ月くらい傷跡が消えなかった)
友人に
「ウスバカミキリの顎のパワーやばいよ!指に穴空くよ!
噛みつかれた時も全然離れてくれなかったからね」
●チャドクガの毒針毛にやられ、首・腕がかぶれてブツブツだらけになった時
妻に
「直接毛虫に触ってないんだよ?
直接触ってないのに、こんなことになるなんてすごくない?」
…
振り返ると、虫にやられた様子を誇らしげに、嬉々と語ってしまっていたのを思い出しました。
どうやら僕も、虫に刺されたり噛まれたりするのは嫌いではないのかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?