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親子で里山味噌作り

本日は、ネイチャーファクトリー東京町田主催で味噌作りのイベントを開催しました!

日本発酵文化協会認定【発酵文化人】の資格を取得した笠倉(NF東京町田の施設長)が講師となり、発酵とは何か、味噌とはどんな食材なのか、様々な蘊蓄を交えながら進めていきました。

スタッフが朝から煮ていた大豆。皆さんで試食しました。

味噌は大豆、塩、糀(こうじ)からできています。その中で大豆は畑のお肉と呼ばれており、栄養満点!今日は皆様に大豆のことを知って欲しい、と思い、午前中はざる豆腐作りに挑戦してもらいました。まずは、作り方の説明を聞き、グループごとに作業に入ります。

こうやって作るよ!所長からのレクチャー。ふむふむ・・・
水でふやかした大豆をミキサーにかけます
しぼった大豆から出てきた汁を火にかけて、にがりを入れて固めます
完成しました!

お昼ご飯は、ご持参いただいたお弁当と、皆様と一緒に作ったお味噌汁をいただきました。ざる豆腐も試食しました。「(そのまま食べても)美味しい!」と皆様、美味しそうに召し上がっていました。スタッフも少しいただいたのですが、どのグループもとても上手にできていました!

いただきまーす!
ざる豆腐おいしいよ!

お味噌汁をたくさんお代わりしてくれる子もいました。また、「自分で作ったお味噌汁だから美味しい!」と言ってくれる子もいました。

さて、午後はいよいよ味噌作りです。昨夜から水につけて、朝から煮た大豆。これをビニール袋に入れて手でつぶしていきます。なかなか骨の折れる作業ではありますが、皆さん、真剣な表情ながらも楽しみながら取り組んでいらっしゃいました。作業が終わると、肩こりが・・・?!いやいや作業はまだまだ続きます!

大豆の量は全部で10kgです!
塩、糀、大豆を混ぜます。
大きなたらいに材料を入れて、皆で力を合わせて混ぜていきます。
混ぜ混ぜ・・・

完成した味噌は、お持ち帰り用のタッパーに詰めました。さて、このお味噌、食べられるのは半年後です。作った味噌をその場で味わえないのが味噌作りのもどかしいところではあります・・・しかし、こうして手間暇かけて作って、完成を待つのもまた楽しみのひとつ。半年後、皆さんで美味しいお味噌を食べてくださいね。

今食べると、まだまだしょっぱいお味噌
たくさんのお味噌を作りました~!

スーパーに行けば、いろいろなお味噌が売っています。それらももちろん美味しいです。しかし、やはり自分で作ったお味噌は愛着もわきますし、無添加で本当に美味しいです!食べるタイミング(半年後、一年後、二年後・・・)によって味噌の味も異なってきます。

そんな私は10年前に味噌作りを経験し、以後はほぼ毎年、手作りして食べるようになりました。旅先でも地元のお味噌を購入するようになりました。と、お味噌との出会いを通して、食生活に少し変化が生まれました。

皆さんも、今回の味噌作りを通して、日本の伝統調味料、発酵食、大豆、など「食」に興味をもってもらえれば幸いです!あと、ぜひご自宅で味噌作りに挑戦してみてください!

ご参加いただきありがとうございました!
来年も実施予定なので、ご興味のある方はぜひお申込みください。

岩井