なぜ、アラサーは民藝品を好きになるのか?
民藝品ってダサくない?使いどころわからないし。
そう、かつての私もそう思ってたの。
でも、なぜかアラサーになってから、その民藝品に惹かれるようになって。
やっぱ、年のせい?と思ったんだけど、ある世紀の大発見(めっちゃハードルあげるじゃん)をしたので、その仮説を聞いて下さいな。
インスタで食卓をのぞき見して知った民藝の世界
私が小鹿田焼を認識したのは2015年ごろ。友人のインスタ投稿をみて。(友人のインスタは非公開なので、下のインスタはイメージ)
それまで私の民藝品へのイメージは、地味だけど絵付けが独特で、どこがいいのか本当にわからなかった。
だけど、インスタで人の家の食卓の風景を知ってから、自分の想像しているもの以外にも、小鹿田焼という地味だけど素朴で、使いやすそうなものもあることを知るわけです。
白いお皿こそ正解と思っていたけど、民藝品の方が食卓が締まる感じがしたし、民藝品を使っている人たちって暮らしが充実している感があったし。
こだわりのモノに囲まれた暮らしこそ、豊かな生活的な。
そんなおしゃれな食卓がある一方で、結婚した当初は白い皿で統一していた私。
なんですか、これは。こっちの方がダサすぎて絶句だよ。
民藝品がおしゃれに切り取られるようになった
どう考えてもアラサーになってからの方が、私含め民藝品を好きになっている人が多いはずなんだよ。理由は色々あると思うけど、
・ミニマリストブームで、こだわりのモノを持つことがいいとされる
・白い陶器に飽きてきた
・ライフステージが変わりやすい年齢
・インスタで民藝品がおしゃれに切り取られて活用法がわかった
最有力候補は、インスタで民藝品を使った食卓が、おしゃれに切り取られるようになったからだと思う!
「インスタ誘発説」
まじで、信じて、この仮説合ってると思う。
身近でモダンな見本が爆発的に増えた。そうそう、雑誌とかレシピ本でテーブルコーディネートをわざわざ見ないように、インスタというWEB雑誌的なものに触発されたのよ、私たちは。
自分は興味ないけど、友人が投稿しはじめたら、そのハッシュタグみて、何焼きか確認して、そのハッシュタグの投稿見にいかなった?私はしたよ。
好きになった理由は使い方がわかったから
つまり、民藝品を好きになった理由って、使う前に「こういう風に使えますよ」という事例をいっぱい見たからだと思う。
それが購買行動につながって、買ってみたら使いやすいことがわかって広まっていったんじゃないかな。
アラサーにもなるとさ、学生の時と違って、趣味が変わってくるじゃん。お金もかけられるようになるし。それでもって、ライフステージも変わってくると、誰かのためにご飯を作る必要も出てくるし。
日々好きなモノに囲まれていた方がテンション上がることに気付いたんじゃないかな。
おまけ
今ではこんなかんじで、地味でかわいくないと思っていた鳥取の民藝品を集めるまでになった私。
食卓はこんなかんじ。
サポートありがとうございます。育児の息抜きに、タピオカミルクティを飲ませてください。