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環境を変え、自分が変わる!ストロークとディスカウント_1

こんにちは、会社員ギタリストのNavi(ジュンペイ)です。
先日、子の学習塾の保護者向けセミナーを受講してきました。
講義のタイトルは「子供のヤル気をだすヒント」のようなタイトルでしたが、内容は自分の予想をはるかに超え、素晴らしい学びでしたので、共有したいと思いました。

子供を伸ばす非認知能力

まず、能力には認知能力と非認知能力があり、子供の成長や学力に関わると注目されているのが非認知能力だそうです。
 認知能力:テストなどで測定し、数値化できるもの
 非認知能力:数値にできない、内面的な能力
メジャーリーガーの大谷選手はこの非認知能力が非常に高く、お母さんの育て方が素晴らしかったそうな。
非認知能力の3つの力は
 1.自分を高める力
 2.自分と向き合う力
 3.他者とつながる力
例えば、
 意欲、集中力、自制心、粘り強さ、思いやり、社交性など
この子供の非認知能力に大きく関わるのが「家庭環境」ということで、良い・悪い家庭環境にフォーカスされた講義をいただきました。
大谷選手はトマトが嫌いだそうで、お母さんは決して食事にトマトを出さなかったそうです。トマトの栄養は他で取ればいい、食事の場は楽しくあるべきだという考え方で、意地でもトマトを食べさせようとする家庭と真逆。
好き嫌いをOKにすることが非認知能力を上げるのでしょうか?

いい家庭にあるもの、ないもの

そこで、講義では「うまくいく家庭にあって、うまくいかない家庭にあるもの」を教えていただき、これを掘りさげていきました。
それは、ストロークとディスカウントです。
ギターでコードストローク、スーパーではディスカウント、、と聞いたことはありますが、ここでは心理学用語として扱い、カナダの心理学者のエリック・バーン博士が作った言葉です。
 ストロークは、存在を認める言葉や動き
 ディスカウントは、存在を否定する言葉や動き
といった感じで、ストロークがポジティブ感があり、ディスカウントがネガティブ感がある。といった感じで記憶しました。
そして、いい家庭にはストロークが多く、ディスカウントが少ない
悪い家庭には、ディスカウントが多く、ストロークが少ない
という事が分かっています。
そして、ここの家庭は職場やバンド環境にも置き換えることができるので、家庭といわず、様々な目線でみてみたいです。

具体的なストローク

ストロークには精神的なストロークと精神的なストロークに分かれます。
例えば、

精神的ストロークの例


身体的ストロークの例

逆にディスカウントは、

精神的ディスカウントの例


身体的ディスカウントの例

なんとなく、「はいはい、分かりますよ。確かにそうですね」といった気持になりますが、日常生活を振り返ってみると、家庭内、職場内でディスカウントがはこびってないですか?
「あんた、サッサとせぇま、いつもいつも遅いんやて!何回言われれば気が済むん??」
「これはこういうもんなんやから、黙ってやっといたらええねん」
言い方は家庭と地方で様々やと思いますが、丁寧な言い方にすれば、職場での会話になります。
「Aさん!急いでくれる?これ言われるの何回目かな?」
「これって、昔からこの手順で標準化されてるから、無理に改善せずに従ってくれる?」

ディスカウントの見分け方

これらはよくある風景で、一見ディスカウントと分からないものですが、生活の中でディスカウントを見つける方法があります。
それは、「それをされて、子や周りが成長するか?」と考えてみると見つけやすいと思います。
自分が言われて、素直に聞ける内容・態度か?隣の家・職場の会話がこんな風に見えていて「この家庭・職場は素晴らしい!」と思えるか?
ついつい口に出してしまう言葉も、ディスカウントだらけですよね。
このディスカウントを減らし、ストロークを増やすことで、家庭環境・職場環境・バンド環境が良くなるそうです。

自分もいくつか試してみて、結果が出ているのでまた別の機会に共有したいと思います。
まずは、ストロークとディスカウントの理解です。
環境が良くなれば、趣味や音楽活動の楽しさも増える気がする!
会社員ギタリストを応援しています。一緒にストロークしていきましょう!!

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