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2023年10月 中国ビザの取り方解説

9月末、急遽11月に中国開催の学会に行くことが決まりました。
2017年のお正月に上海へ行ったのが最後でコロナ後は初めての渡航です。査証がどうのというニュースは、私には遠い世界の話でまったく気にしていなかったのですが、いざ渡航が決まると、ビザ取得がめちゃくちゃ困難だったので、どのように取得したか、つまづいたところを記録に残します。


ビザ取得の流れ

ビザの種類にもより若干異なりますが、基本的に下記の流れかと思います。
オンラインで申請書作成 ⇒ 申請後そのままWEBからビザセンターを予約 ⇒ 予約日時にビザセンターに出向く ⇒ 約1週間後ビザセンターでビザの貼ってあるパスポートを受け取り、お支払いをする。

どれくらい前に手続きすればよいか?

渡航日は1ヵ月以上先でしたが、大阪ビザセンターの予約が渡航する前日からしか空いてませんでした。はい、この時点で早々にアウトでした。
しかも一度予約すると、変更するには予約をキャンセルし、再予約するシステムです。その間に他の人が予約してしまうと、元に戻すこともできなくなります。
私が予約する前日に同僚が予約しましたが、渡航1週間前の朝10時~の時間帯しか空いてなかったそうです。その日時に行けないなら、終わりです。
ということで、渡航日が1ヶ月先でもギリギリなので、かなり余裕をもって申請するのが無難です。ただし、東京ビザセンターは大阪ビザセンターより予約の空きが多かったので、地域差があると思います!

ビザ申請方法

余裕がある方はこちらのサイトから申請します。余裕がない方はこちら

言語と地域を確認
  • 右上で言語を変更する

  • デフォルトは東京なので、「其他签证中心」をクリックして自分の住む地  域に変更する。これを変えないとその後も東京しか出てこなくなるので注意です。

地域の設定
  • 日本の国旗にカーソルをあてると東京・大阪・名古屋がでてくるので自分の地域を選択する。


地域を設定後、「高速リンク」の査証をクリックし進みます。
オンラインによる申請表入力へ
同意をクリック

自分の選択した地域しか出てこないので最初の地域設定を忘れずに。
入力する項目が第1部~第10部まであります。
内容としては写真、飛行機の便名、滞在先の住所、緊急連絡先、過去5年の職歴、家族の氏名と生年月日・電話番号、緊急連絡先などけっこうなボリュームで半日仕事でした。入力しないと先に進めません。

つまづいたところ 写真

写真の規格が厳しいのでプロに撮ってもらいましょう』と某サイトに書いてましたが、そんな時間もなかったので、職場の会議室でスマホで自撮り。早速アップすると『背景が白ではない』とエラーになり進めない。
白い壁を背景に撮影したのに、暗いので見た目グレーになっていました。
写真の露出と明るさをスマホで調整し、再アップしたら通りました!!
それでいいのか・・と突っ込みたくなった。

写真の原本も提出しないといけないのでYODOBASHIカメラの現像コーナーへ行きました。「あぁ、中国ビザですかぁ。大変ですね・・」と店員さん。フジフィルムの現像機で「4分割ミニ」が4.8×3.3に近いので、そこから調整したらいいとアドバイスいたただきました。

この機械です。

さらに精度を上げるため、まずはアプリで4.8×3.3にしたほうがいいとのことで、中国ビザのサイズがある下記のアプリで加工しました。

「4分割ミニ」の方が若干4.8×3.3より大きいので、写真を4枚アップし、それぞれサイズを変えて印刷しました。定規で計ってみると、その中の数枚は使えそうでした!お値段は現像代50円です。

そこまでするのはちょっとという場合は、中国ビザ申請写真がコンビニで印刷できる便利なアプリがありました!(後日知りました)680円です。

最初から素直にプロに撮ってもらうのもストレスフリーですね。

申請が間に合わない時の裏技

写真撮影も含めネットのビザ申請完了までにかった時間は約半日です。やっと完了したと思っても、肝心のビザセンターの予約が出発前日まで空いてませんでした。(涙)ビザの受け取りはさらにその1週間後なので、ビザが取れても学会は終わってしまっています。

そこで裏技!中国ビザ代行会社を利用しました。ほんとに代行会社を使うと、早く取れるのか半信半疑のまま「中国ビザ代行会社 大阪」と検索し、トップに出てきた小山事務所 さんに電話をしました。
ネットからビザ申請が完了していることを伝えると、それならなんとか間に合うとのことでした!!
しかし、本来取得予定のFビザは指紋採取のためビザセンターに出向く必要があるらしく、今回は観光ビザにしました。
観光ビザに必要なものは申請書・証明写真・パスポート原本・ホテルの予約票・Eチケットの控えです。代行会社がビザ申請の書類を全て修正してくれて、ビザセンターには一切出向く必要がなく、スムーズにすべての手続きを終えました。・・・要は、お金次第です!37,000円かかりました。

それぞれ手続きが違うので全てを網羅できていませんが、参考にしていただければ幸いです。


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